と、このように未来が楽しみになってくるMRだが、今のままではやはり参入の障壁が高く一般の人へ広がるのはもう少し時間がかかりそうだ。しかし、その辺も年末から徐々に変わっていくようだ。今回のBuildではWindows MR用の「Windows Mixed Reality モーション コントローラー」を発表。HMDとバンドルで399ドルからという価格だった。一般の人でもそのメリットを享受できるようになるだろう。ぜひ開発者の皆さんに頑張ってもらい、ワクワクするような未来を実現してほしいものだ。
『HoloLens』の本体価格は30万以上と高額だったが、今後はMRに対応した安価なデバイスが各社社から発売予定だ。
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※Road to VRより引用
今回のBuildではシルク・ド・ソレイユがバーチャル空間を共有し、舞台セットを制作していく様子のデモがあった。共同作業により、講演で使うセットを制作していく様子は圧巻。
余談だがシルク・ド・ソレイユによるMRのデモを撮影していたのがこんなカメラ。HoloLensが合体しちゃっているのがスゴイ!
取材・文・撮影/石崎寛明(編集部)