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梅雨の時期に気をつけたほうがいい病気1位は食中毒、2位は?

2017.06.14

 いよいよ、梅雨入り。憂鬱な天気が続くが、この時期に気をつけたほうがいい病気にはどんなものがあるのだろうか。意思専用のコミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアが以前、同サイトに参加する7万人の医師ネットワークに特別アンケート調査を実施したところ(回答数1643)。「梅雨の時期に気をつけた方がいい病気は?」という質問で最も多くの声を集めたのは「食中毒」で、2位は「うつ病」、3位は「気管支喘息」という結果になった。

梅雨の時期に気をつけた方がいい病気

梅雨の時期に気をつけた方がいい病気TOP5

1位 食中毒

・食材や総菜の買い置きをよくする方は注意。(50代、循環器外科、男性)
・自炊する、野菜や生ものをよく食べる、食品の温度や衛生状態にあまり気を遣っていない人は、梅雨の時期だけでも注意した方が良いと思います。子供・高齢者などは食中毒で下痢や嘔吐が続くと容易に脱水となり、最悪の場合命に関わるため軽視しない方がよい病気です。(30代、一般内科、女性)
・もともと睡眠不足や過労で疲れている人だと少しの菌でも症状が重くなりやすい。(40代、一般内科、女性)
・今ジャーサラダが流行っているが、食中毒の危険があるため危険だと思う。日本は高温多湿で食中毒が起きやすい。特に梅雨時期は湿度も高く、日によっては夏と同じくらい気温も高くなるので気を付けた方が良い。(30代、乳腺・内分泌外科、女性)
・手洗い、消毒の徹底のほかに、加熱が無効な原因菌がいることも再認識する。必要のない長期保存をせず、基本的に早く消費することが大事。(30代、麻酔科、男性)
・予防策は、やはり一番は食事に気をつけることでしょうか。具体的には、生ものの摂取を控える、調理の際に十分に加熱する、調理してから時間の経ったものを食べないなど。細菌型、毒素型の両方に注意が必要です。二番目は手指を清潔にすること。(40代、消化器外科、男性)

2位 うつ病

・日光を見ない生活はセロトニン分泌に影響を与えるので、うつ状態に陥りやすい。特に一人の殻に閉じこもりやすい人がなりやすい。(60代、脳神経外科、男性)
・新入生・新入社員や転勤・異動で環境が変わった人はなりやすい。(40代、循環器内科、男性)
・気圧の変動により頭痛や自律神経系の変動をきたしやすい人は、全身の不調感からうつ病を発症しやすい。(30代、精神科、男性)
・雨季であり気分的に落ち込む。新生活の場合は慣れてきて自分の役割等もはっきりとしたものになる時期、責任感も増大。(30代、循環器内科、男性)
・日内リズムをつくる、きちんと起床する、日光を感じるようにしたほうが良い。(50代、呼吸器内科、男性)
・予防策は、天気の良い日は外にでかける。ストレスを抱え込まずに、誰かに話す。趣味による気分転換。残業をできるだけ控える。(30代、精神科、男性)

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