■お米を3食食べるダイエットの成功ポイント5つ
お米をきちんと3食食べて痩せたい場合、黄金バランスが大事だと分かった。具体的には、次の5つを意識しよう。
1. 3食のごはん(お米)は量を決めて食べる
「3食のごはんは、量を決めて摂取します。女性の場合1食150g(炊いたごはんの量)が適量です。男性は200~250gです。ごはん以外でもダイエットは十分可能です。パン、麺でも量を守れば大丈夫です。ごはんに飽きてしまったときは、無理せず変えるといいでしょう」
2.三大栄養素のバランスを重視する
「一食の中で、『穀物+たんぱく質+野菜』になるように食べること。穀物(炭水化物)が少なすぎると筋肉を減らす結果になります。極端に少ないのは危険です」
3.適切な量の脂質を摂取する
「脂質も必要ですが、外食ばかりでは脂質の割合が高くなってしまいます。理想は一日2食は、家で食べるかお弁当にすることです」
4.適切な量のたんぱく質を摂取する
「たんぱく質も摂り過ぎは脂肪に変わるだけです。一食に肉、魚、豆のどれかを中心とした献立にするとバランスがよくなるでしょう」
5.痩せたい場合は、穀物以外の炭水化物は極力控える
「穀物以外の炭水化物はできるだけ控えましょう。ただ、お菓子、アルコールは心の栄養。極端に我慢しすぎるのもよくありません。どうしてもというときには、どちらか一方にするとよいでしょう。
例えば、お菓子は1日1個と決めること。できたら200kcal以内にします。アルコールも1杯程度と決めましょう。お酒は、お水と交互にゆっくり飲むといいです。お酒の種類は何でも、好きなもので大丈夫です」
(取材協力)
三田智子さん
元日本航空国際線CA。53歳で栄養士資格を取得し、一般社団法人日本栄養バランスダイエット協会を設立。運動ゼロ、サプリ、ダイエット食は禁止、穀物を三食食べる「モデル体型ダイエット塾®」を主宰。過去塾生800名の約9割が3カ月で3kg~10kgのダイエットに成功している。
何をやっても痩せない、ほとんど食べなくても痩せない、というダイエッターの最後の砦として、美味しく食べて美と健康を得られる「食べて痩せる」講座を開講中。
日本栄養バランスダイエット協会 http://eiyo-balance.com/
モデル体型ダイエット塾 http://ameblo.jp/momokodiet/
取材・文/石原亜香利