■家計簿の管理方法、男性は「家計簿アプリ」、女性は「ノート・手帳・メモ帳の家計簿」が最多、家計簿アプリ利用者の不満は、男女ともに「OCR(自動認識)の低精度」がトップ
家計簿を付けている男性(N=275)を対象に、どのようにして家計簿を管理しているかを質問したところ、「家計簿アプリ」が30.9%と最も多く、次いで「エクセルなどで作成したオリジナルの家計簿で管理している」が26.9%、「ノート・手帳・メモ帳で家計簿を管理している」が14.9%という結果となった。これを前回、リリースした女性版調査と比較してみると、「ノート・手帳・メモ帳で家計簿を管理している」が29.5%と最も多く、次いで「市販の紙の家計簿」が22.2%、「家計簿アプリ」が18.9%と、男性の家計簿アプリ利用率が12.0ポイント高いことがわかった。
また、家計簿アプリを利用し、不満点があると回答した男性(N=66)を対象に、家計簿アプリの不満点について質問したところ、「レシートをカメラで撮影した時の自動認識(OCR)精度が低い」と回答した人が59.1%と圧倒的に多く、次いで「手入力が面倒」と回答した人が34.8%、「ジャンル分け(費目)がしづらい」と回答した人が31.8%という結果となり、女性版調査の時と同様に家計簿アプリの不満点はOCRの低精度が圧倒的に多いことがわかった。
■57.1%が「増税してから貯蓄を意識し始めた」と回答
家計簿を付けている男性(N=275)を対象に、「消費税が増税してから貯蓄を意識し始めましたか?」と質問したところ、「意識し始めた」と回答した人が27.6%、「やや意識し始めた」と回答した人が29.5%と合わせて57.1%が「増税してから貯蓄を意識し始めた」と回答した。
■家計簿を付け始めてからの変化を感じた人は75.3%、金銭感覚の変化が最も多く49.8%
家計簿を付けている男性(N=275)を対象に、家計簿を付けてから何か変化はありましたか?と質問したところ、75.3%が変化を感じていることがわかった。家計簿を付けてから変化があったと回答した男性(N=207)を対象に、どのような変化があったか質問したところ、「金銭感覚が変わった」が49.8%で1位、「無駄遣いが減って節約上手になった」が44.9%で2位、「口座残高が常に把握できるようになった」が44.0%で3位という結果となった。