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2017.06.02

【Kazuquoママの銀座の夜話】「仕事が入ったんです!」は便利な言葉

【「仕事が入ったんです!」は便利な言葉】

銀座六丁目のとあるビル。多くの名士が集まる会員制バー「銀座ルーム」で夜な夜な繰り広げられる人間模様から、男子と女子の二つの感性の間で感じた夜の戸惑いからひらめく助言とエールを綴ったエッセイです。

【Kazuquoママの銀座の夜話】「仕事が入ったんです!」は便利な言葉

 私はゴルフが大好き。銀座ルームでも年に2回ほど、22組の大きなゴルフコンペを開催しております。お客様同士の親睦を深めたり、新たな出会いを育むことを目的に行っているのですが、このコンペにもなんと出世するであろう殿方と、そうでない殿方に差がでるのです。

 銀座ルームのゴルフコンペは、参加申し込みをすると参加費は全額前金制なの。それは、ゴルフ場も数に限りのある枠を販売し収入を得るご商売でしょ。最初から22組88人という条件で特別に設定していただいた料金ですし、当日になって人数が減ったと言って、お支払い総額が減ってしまうなんてのは、ちょっと信用問題なような気がして・・。

なので、私は、最初にお約束した人数分、お支払いするようにしてゴルフ場の信用を担保しています。こういうこともあってか、クラブハウスのスタッフやキャディのみなさんも毎回銀座ルームのお客様を楽しませてくださっていると思うのです。

 コンペ開催日の3週間前になると、みなさまに詳細なご案内を送付します。その案内には、参加費の支払い期日も書かれているのですが、何度やっても毎回あらわれるちょっと残念なキャンセル。この案内が届くと私の携帯に電話がかかってくるのです。

「もしもし」

「かずこママですか?○○ですけど。」

「どうしたの?何かありましたか?」

「実は、コンペのある日曜日に仕事が入ってしまって、参加できなくなってしまったんです。」

 私は、休むなとは言いません。ただ、休み方には厳しくしてるの。

「仕事が入ったって、いつ入ったの?今さっきよね?」

「いや・・・。先週、急に仕事になってしまって・・・。」

「えっ?なら、仕事が入った瞬間に電話してくるべきじゃないかしら?もし、私がコンペの詳細を送らなかったら、いつキャンセルするつもりだったの?」

 銀座ルームのスタッフは、このようなキャンセルを度々受けており、スタッフの一人が

「ママ、僕ね、ひとつどうしてもしっくりこないんですよね?こんなに日曜日に仕事が入る人がいるんですね・・・」

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