■連載/ペットゥモロー通信
飼い主にとってはいつまでも「赤ちゃん」のような存在の猫ですが、猫の時間は、人間よりも早く過ぎていきます。猫の寿命が15年とすると、私たちが成人を迎える前に、猫はあっという間に青年期に達し老年期を迎えることになります。猫の年齢を人間の年齢に当てはめると猫の一生がわかりやすく理解できると思います。そこで、目安となる猫の年齢表を用意しました。猫の年齢を考えながら適切なライフサポートをしていきましょう。
猫と人間の年齢を比べてみましょう。
猫の寿命は10~16年と言われていますが、最近では15歳を超えてもまだまだ元気な猫がたくさんいます。ペットとして暮らしている猫は20年以上生きることも。
日本国内で平成25年度に行われた調査では、室内外の猫の平均寿命が16歳であるのに対し、野外で飼われている猫は13.2歳(社団法人ペットフード協会調べ)という調査結果が出ています。それに対し野良猫は、飼い猫の1/3程度しか長く生きられないと言われています。
猫の寿命に関してのギネス世界記録は、アメリカ・テキサス州の「クリームパフ」という猫(メス)で38年と3日も生きたそうです。
家族に迎えた猫に、健康で幸せな一生を送ってもらえるよう飼い主としてたっぷりと愛情を注いでいきましょう。
文/佐藤玲美(ペットゥモロー編集部)
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