■彼女は必要なし!?
イマドキ男子に彼女がいる割合は、41.9%だった。一方、彼女がいない男子に、彼女が欲しいかどうかを聞いたところ、なんと27.4%が「彼女が欲しいとは思わない」と回答。とはいえ、7割は「彼女が欲しいと思っている」という結果でもあり、これを多いと捉えるべきか、少ないと捉えるべきかは、見解が分かれることころかもしれない。
■彼女が欲しいと思わない理由は、1位「面倒くさいから」
また、彼女が欲しいと思わないと回答した人に対し、その理由を聞いたところ、最も多かったのが「面倒くさいから」が59.1%と最も多く、次いで、「自由がなくなるから」「お金がかかるから」が多く上がった。「好きな女性がいないから」という人は31.8%にとどまり、彼女の存在自体を、「自分の負担になる存在」としてネガティブに捉えている人が多いという実態が明らかとなった。
■大事なのは女子ウケではない!身だしなみで最も気を遣うのは「万人ウケ」
身だしなみ意識については、まず、最も気を遣っているポイントとしては、「万人ウケ」が42.7%ともっとも多く、次いで多かった「女子ウケ」は15.7%に止まっている。この結果からも、まず女性に好感をもってもらいたい、モテたい、といったように、女性から恋愛対象として見られたいというよりも、より多くに人に好かれたい、受け入れられたいという心理が浮き彫りとなっている。
■かっこよさよりも清潔感!見られたい印象は「清潔感」
身だしなみについて見られたい印象も、「かっこよさ」よりも、「清潔感」と答えた人が6割以上にも上った。周囲から一目置かれるかっこよさよりも、まずは、マイナスの印象を持たれず、受け入れてもらえる清潔感を大事にしている事が伺え、彼らの身だしなみにおいては、「清潔感」が必須となってきているようだ。
少子化の影響や、男女平等という社会において、幼いころから、「男女みんなで仲良く遊びましょう」というなかで育ってきた彼らにとっては、女性は、異性と意識する前から、友人関係を築く対象であり、それは思春期を経ても変わらず、親友、友人として、性別を超えた関係を築ける相手になってきているようだ。女性は異性ではあるものの、必ずしも恋愛対象としてではなく、人として身近な存在であり、そのため身だしなみに対する意識についても、女性を特に意識するのではなく、自身の取り巻く人のうちの一人として捉え、まずは万人に受け入れられることを大事にする意識に繋がっていると考えられる。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2016年11月実施
調査対象:15歳~24歳の男性415名
文/編集部