計測すると、なんと数値は「102」を表示。スタッフ全員、ニオイに慣れてしまったのか、それほどのニオイは感じていなかっただけに驚きの声が。このように飲食臭や汗臭が蓄積されていくのかと思うと、想像するだけで冷や汗が出る?!
ここで満を持しての衣類スチーマーの登場だ。毎分約11gのスチーム量と、本体のどの角度に傾けてもスチーム量が変わらない「ワイド360°スチーム」で、ジャケット全体にスチームをあてていく。
そして再計測の結果は「019」という表示が!かなりの脱臭効果が得られたことがわかる。所用時間も1、2分程度。これなら帰宅後でも手軽にケアできる。カラダの疲れと同じく、衣類に付着したニオイも明日に持ち越すことは避けたい。
次にショールについても試してみた。1日使った結果、表示は 「055」。
こちらも表示は「013」と確実に脱臭できた。撮影は4 月下旬に行ったためショールの登場となったが本格的な夏を迎えれば、最近ではガーゼマフラーやスカーフが日焼け防止に加え、首筋をカバーする熱中症対策グッズとしても注目されている。ただし首筋は最も汗が出やすい部位の一つだけにケアは必須となるが、このようなおしゃれアイテムに対しても衣類スチーマーの脱臭機能は有効ということがわかった。
ちなみにジャケットとショールは『ニオイセンサmini XP-329m』で計測した後、スタッフ全員が各自の鼻でもニオイを確認してみた。その結果は、「焼き肉特有のニオイや汗臭は全く感じられない」「表示は〝000〟でもいいのでは」という高評価が続出。改めて衣類スチーマーの脱臭効果を裏付ける結果となった。
このように出勤前には気になるシワはもちろん、ニオイもすばやくケア。汗の季節を迎え、衣類スチーマーが活躍するシーンは、さらに増えていくはずだ。
※脱臭効果について(パナソニック調べ)【試験対象】衣類に付着したタバコ臭・飲食臭(焼肉・焼き魚)・汗のニオイ・防虫剤臭 【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間スチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価。付着させたニオイは以下のとおり。タバコ臭:約30 Lの試験容器内で約16分間付着。飲食臭(牛肉・さんまを焼いたニオイ):約90 Lの試験容器内で、約16分間付着。汗のニオイ:汗臭薬品(ヘキサン酸+マカデミアナッツオイル)を注射器で0.05 mL滴下。防虫剤臭:約10 Lの試験容器内に防虫剤(ナフタリン系、ピレスロイド系、しょうのう)と布を入れ12日間放置。【試験結果】タバコ臭、飲食臭(焼肉・焼き魚)、汗のニオイ、防虫剤臭それぞれにおいて、1.0点以上の臭気抑制効果を確認。
※脱臭効果は、スチームをあてる時間、臭気・繊維の種類によって異なります。脱臭効果の感じ方には個人差があります。
撮影/久保田育男(owl)