■性別にこだわらない人は、それが「運命だから」受け入れる!?
最後に「どちらでも良い」と回答した人に理由を聞いたところ、「一長一短だから」という声が最も多く15.0%、「どちらでも結局楽しめそう」という声が9.4%、「運命に任せる」が6.1%だった。他には「健康であれば良いから」や「前世の記憶の有無が重要」、「生まれ変わりたくない」や「人間以外に生まれ変わりたい」などが挙がった。
「一長一短だから」という理由では具体的に「どちらに生まれても得することや損することはあると思うから」(39歳/男性)や「どちらに生まれてもそれぞれの責任があるから」(54歳/女性)、「どちらも違う楽しみがあるから(33歳/女性)などが挙がった。「どちらでも結局楽しめそう」と回答した人からは「どちらの性別でも、より良い人生にしたい」(38歳/男性)や「その性別で適切に生きていく」(29歳/男性)、「どちらに生まれてもそれを楽しめそうだから」(54歳/女性)などの声が聞かれた。「運命に任せる」では「その時の運命だとしたらどちらでも良いから」(30歳/女性)や「なるようにしかならない」(35歳/男性)などが挙がった。
男女ともに、今の性別に満足している人が多いことが分かったが、人生最大のイベントのひとつである「妊娠・出産」に対してはマイナスイメージを持つ男性もいるようだ。また「男性は外で働き家族を養う、女性は家事や子育てを担う」という考え方がまだまだ多いことも分かった。
【調査概要】
有効回答:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳〜59歳の男女1164名(学生は除く)
調査方法:インターネットによるアンケート
調査期間:2016年3月11日(金)〜3月15日(火)