小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

スズキ『イグニス』VS ルノー『トゥインゴ』走りも愉しい女子ウケ抜群の個性派コンパクトカー対決

2017.05.12

ここ数年、個性的なルックスと小気味いい走りが楽しめるコンパクトカーが人気を集めている。昨年、話題を集めた2台をピックアップ。その実力をチェックした。

 ここ最近、自動車業界で注目を集めているのが、小排気量+ターボのパワーユニットを積んだコンパクトカーだ。今回、紹介する2台はスズキ『イグニス』のハイブリッドモデルとルノー『トゥインゴ』。

 昨年春にデビューした『イグニス』は、5ナンバーサイズのコンパクトクロスオーバーという新ジャンルを開拓。最近のスズキ車の例にもれず、ハンドリングのよさと使い勝手のよさで人気となっている。一方、ルノー『トゥインゴ』は2013年まで販売されていたモデルの後継車として、昨年夏に日本に上陸した3代目。特徴的なデザインは80年代に一世を風靡した『5(サンク)』の影響を受けており、一目でおしゃれさが伝わる。昨年の日本カー・オブ・ザ・イヤーには諸事情でノミネートされなかったが、参加していればきっと上位に喰い込んだはずだ。

◎見た目以上の走りが楽しめるエンジン

『イグニス』は2BOXのコンパクトカーだが、最低地上高を180mm確保しており、オフロード走行も可能。〝なんちゃってSUV〟ではなく、本格派クロスオーバーに仕上がっている。ちなみに4WDモデルは外観からは想像できない、ハイレベルなオフロード走行も可能だ。

 気になるパワーユニットだが、4気筒1.2L+ターボ。ハイブリッド車は3.1PS、50Nmのモーターが状況によりアシストするタイプで、モーター単独での走行はできない。それでも燃費はJC08モードで28.0km/L。試乗時の実走燃費も16〜24km/Lを記録した。ハンドリングはやや重めだが、高速のコーナリングも安定しており、最新のスズキ車の高い完成度を十分実感することができる。

 一方の『トゥインゴ』はメルセデス・ベンツ『スマート』とシャーシを共有しているが、乗り比べると、クルマ全体のチューニングについては独自の基準で作っていることが一目瞭然だ。動きは軽快そのもので、MTを利用した6速ATのギクシャク感もない。特に高速走行時の安定感は抜群。パワー不足やトルク不足を感じることはなかった。おしゃれで個性的な外観は女性にも受け入れられそうだ。

 ただし、安全装備に関していうとフランス車の標準レベル。少し物足りなさを感じた。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。