■連載/ペットゥモロー通信
ツボマッサージで胃腸の働きをサポート!
愛犬の食欲や便の状況から、胃腸の調子が悪いのかもしれないと感じた時は、ツボマッサージを試してみることもオススメです。
愛犬が便秘や下痢をしている時は、愛犬の一番下の肋骨から骨4個分下がった腰椎の両脇にある大腸兪(だいちょうゆ)と骨盤側から骨1個分上がった腰椎の両脇にある小腸兪(しょうちょうゆ)というツボを、親指と人差し指で腰椎の脇を挟んで揉むように刺激します。この2つのツボは、大腸と小腸の問題を整えてくれる効果が期待できます。また便秘の時はほんの少しだけ強めに、下痢の時は弱めに刺激すると効果的です。
愛犬が車酔いしている時は、愛犬の前足の内側、手根関節の少し上にある内関(ないかん)というツボと後ろ足のかかと内側の少し上にある築賓(ちくひん)というツボを刺激してみましょう。ツボに人差し指を直角に当てて初めは優しく押し、効果が出ない場合はほんの少しだけ強めに押します。これらのツボは、気持ちを安定させ胃の動きを正常にする効果が期待出来ます。
そして愛犬が食欲不振になっている時は、みぞおちとおへその間にある中脘(ちゅうかん)というツボを、そっと手のひらで時計回りになでるようにマッサージしてみましょう。このツボは、胃の動きをよくするのに役立ちます。
文/大原絵理香
構成/ペットゥモロー編集部