■連載/ペットゥモロー通信
古代犬種から受け継いだというのが最新の研究結果。
もふもふの毛並みとすこしつぶれた顔が愛くるしいチャウチャウですが、舌の色が青黒いことをご存知でしたか?
この青黒い舌は、チャウチャウの特徴なのですが、実は生まれてくる時はピンク色をしています。そして、生後8~10週間ほどで舌の色が青黒く変化していくそうです。でもなかには、舌の一部にピンクの斑点が残る子や、年をとるにつれて舌の色が薄くなっていく子もいます。
Chowists(チャウイスト)と名乗るチャウチャウ研究家たちが日々研究を続けていますが、まだチャウチャウ犬の舌が青黒い理由はわかっていません。ただ、チャウチャウも、また同じく青黒い舌を持つチャイニーズシャー・ペイも、絶滅した古代犬種のハン・ドッグからその青黒い舌の血統を受け継いでいるのではないか、というのが最新の研究結果だそう。
まだ謎のあるチャウチャウ。ミステリアスな雰囲気が魅力をさらに強めているのかもしれませんね。
文/大原絵理香
構成/ペットゥモロー編集部