仕事のスキルを上げる前に、最低限、身につけておきたいビジネスマナー。入社して3年経っても、意外と実践できていない人が多い。ここからは、その一部をダイジェストで紹介する。
■ネクタイ
必ずスーツやシャツに合わせてコーディネートしよう。最もセンスが問われるアイテム。結び方や長さもその人のセンスが問われるポイントだ。
■シャツ
ビジネスマンの〝清潔感〟を表わす代名詞。色や柄を考え、必ずアイロンがかかったものを着用すること。襟や袖口の汚れも意外と人目につくので注意しよう。
■ジャケット
「ジャケットは肩で着る」と言われるほど、肩のサイズ感がとても重要。ジャケットの肩の角と自分の肩がぴったり合っているものを選ぶのが鉄則。
■パンツ
パンツの丈はスソの前が靴の甲にかかるくらい。シワだらけだったり、中央に折り目のない状態ではくのはNG。ベルトは靴の色と同系色で合わせるのが基本だ。
■革靴・靴下
紐の革靴をできれば複数履き回そう。ローファーなど靴下が多く見える靴はビジネスには不向き。最低でも週1回は靴磨きを。靴下は黒や紺、グレーが無難。
〈ここがポイント!〉
若いビジネスマンの服装で、最も大切なのは何より〝清潔感〟。汚れ、シワ、ニオイなどひとつでも問題があると、いくら高価で上質なものを身につけていたとしても台なしに。また、スーツもシャツもカラダに合ったジャストサイズを選ぶことが大原則。それがなければ〝着こなし〟を上達させることさえできないのだ。背伸びするよりまずは身の丈を。