※その他、多かった回答
◎「白衣の着方」
・普通は衛生面を配慮してボタンをしめる。ドラマではボタンがかけていなかったりラフだったりしてありえない。(40代、小児科男性)
・白衣のボタンを留めずに廊下を走るなんてありえません。(50代、整形外科、男性)
◎「回診シーン」
・あんな大名行列みたいなのはもう古い。(30代、麻酔科、男性)
・大学でも仰々しい回診風景は過去のものとなってる。(40代、産婦人科、女性)
◎「臨終シーン」
・たった今までしゃべっていた人が急にガクッと首を垂れて、タイミングよく心電図が「ピー」なんてあり得えない。(50代、小児科、男性)
■医療現場で奇跡のような体験をしたことはある?
◎「体験したことがある」
・食べられるはずのない患者が、在宅療養に移ったら食べられた。(40代、家庭医療、女性)
・余命短いと医学的に判断された患者が、家族の支え、楽しみにしていたことなどにより、奇跡的に長生きされた。結婚式、記念日を終えた翌日に、家族が遠方から駆けつけた直後に、亡くなられたなど。(50代、緩和医療、女性)
・家族がそろうまで心停止しなかった例が何件もある。(50代、一般内科、男性)
・治るはずのない進行がんの方が10年、20年以上お元気で生存されている人を数人見た。(50代、消化器外科、男性)
・出産全てが奇跡。どの医者も初めて立ち合うと泣く。(40代、一般内科、男性)
◎「体験したことはない」
・医療はすべて科学に基づいて物事が進行します。非科学的な奇跡というのは、起き得ないと考えています。予測外の出来事が起きることもあるでしょうが、それは奇跡ではなく、やはり科学で説明できる事柄だと思います。(30代、一般内科、男性)
・世の中で「奇跡」と言われていることのほとんどは、ちゃんと検証すると小さな「必然」の積み重ねである。(40代、集中治療科、男性)
・奇跡で片づけてしまうと学習しないのでは?良いことも悪いこともしっかり分析して次へ生かすのが医師の使命だと思います。(40代、心療内科、男性)
・奇跡はなにもせずに待っていても起こらない。奇跡と呼べるような幸運は、日ごろから準備と努力を怠らない者に訪れるもので、それは偶然に拾うようなものではないと考えている。(40代、耳鼻咽喉科、男性)
・あるかもしれません。奇跡を信じて治療することもあります。(30代、精神科、男性)
<調査概要>
調査対象:医師専用コミュニティサイト「MedPeer」に会員登録をする医師
調査期間:2016年1月
有効回答:1884名
回答方法:全て択一選択式