2017年3月1日から3週間にわたって実施された「auおもいでケータイグランプリ」。これまでauがリリースしてきたケータイを対象に、ユーザーの投票で、どれがもっとも思い出深いケータイかを決定する、いわばau版ケータイ総選挙、とも呼べるイベントだった。同社では、その結果をユーザーからのコメントを添えて紹介している。
2010年11月発売。国内のAndroid搭載スマートフォンとしては初となるおサイフケータイ対応。スマホ黎明期において、スマホでありながらワンセグや赤外線通信などフィーチャーフォンならではの機能にも対応。これが初スマホという人も多かったのでは。
<コメント>
「これのCM見たときに本当に気に入って本当に欲しくて、専門学校の入学祝いにこれをお願いした。今でも可愛いと思ってる」
「初めて持ったスマホ! どこに行っても売り切れで20kmくらい離れた田舎のauショップまでママチャリで行って購入したわ。あの頃の機動力よw」
「前面がフルフラットで美しかったし、スタンバイ時もサブ液晶に秒単位で時計が表示されてて便利だった。アプデ止まった時本当に残念だった」
9位 neon(361票)
2006年2月発売。au design project第5弾。同サイズの直方体を2つ重ねたシンプルなフォルムに、赤いLEDの発光で動物や顔文字のメッセージなど150種類近く表示。生産台数も少なかったためレア化。
<コメント>
「初めてのケータイは絶対これにしようと決めてて4年間使ってた。そのあともガラケー時代はauのデザイン携帯!」
「neonは画期的だった。 実はまだ思い出じゃない。赤いネオンサインが好きで、今も目覚ましとして使っている」
「懐かしすぎて涙出た。私が愛して愛してやまなかったneon。黒持ってました。機種変の時に泣いたなあ」
「この携帯、すごく好きだった。この時間(編注:深夜2時ごろ)になると『Zzz...』とか背面LEDに表示されたりして。 壊れるまで使ったけど、復刻したらまたauに戻るよw」
8位 W11K(374票)
2003年12月発売。au design projectの第2弾。デザインはプロダクトデザイナー深澤直人氏によるもの。miniSDスロットが本体ではなく、電池パックのカバーと交換で取り付けることができる、付属の「ジャケット」に搭載されているのが特徴的。外見的なデザインに映り込む光も美しい、多面的フォルムに多くの人々がやられた。
<コメント>
「年1くらいで定期動作確認してるから今も電源入るよ! データ残ってるよ!」
「周りでは色とフォルムから”シャア専”って呼ばれてたな」
「震災のあとに使えなくなるとのことで、泣く泣く機種変したのです。戻せるものなら戻したいくらい大好きな携帯 (´;ω;`)ウッ…」
「私が人生でいちばん愛した携帯。これを越える携帯はない。電源2時間くらいしか持たんとこまで使ってた。高校時代ともに青春を歩んだ携帯」