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意外と知らない「防水スプレー」の正しい使い方

2018.03.02

春先は天候が不安定ゆえ、突然の雨に襲われた経験がある方も多いのでは。そんな雨の日の外出を快適にするには「防水スプレー」がおすすめだ。とはいえ、「どのくらいの頻度でスプレーするのか?」「効果的な使い方はあるのか?」「どんな種類はあるのか?」など疑問も多い。スリーエムジャパンでは、以前からそんな意外と知らない「防水スプレー」に関する基礎知識を紹介している。

まず「撥水」と「防水」の違いについてだが、言葉の定義では、繊維の目を塞がず水を玉状に弾くことを「撥水」、繊維の表面全体にゴム合羽のように通気性がなく衣類内に水を浸透させないことを「防水」という。一般的に市販されているスプレーの効果としては、繊維の通気性、透湿性を保てる「撥水」だが、生活者への分かりやすさから「防水」という言葉が使用されている。

防水スプレーの成分としては、フッ素系樹脂とシリコン樹脂、さらに両方の混合系がある。シリコン樹脂は水のみ、フッ素系樹脂は水と油をはじくという特徴を持つ。そのため、フッ素系樹脂の製品は防水だけではなく、食べこぼしなどを防ぐ防汚効果も持っている。

水を弾く効果は、時間の経過ではなく擦れることで弱くなるため、持続時間を一概に示すことはできない。衣類はクリーニングや洗濯の後、傘は水のはじきが弱くなったと感じたら、靴は手入れをするときに再度スプレーするのがおすすめ。フッ素系樹脂やシリコン樹脂は、繊維1本1本をコーティングして繊維の織目をふさがないため、スプレーをしても通気性が悪くなることはない。成分が繊維の上にきれいに並ぶことで、水を弾いてくれる。

防水スプレーの効果的な使い方としては、以下のポイントがある。まず「きれいな状態の衣類や靴にスプレーする」こと。汚れているものにスプレーすると効果が長持ちしないため、購入後すぐ、または洗濯した後のきれいな状態の衣類や靴などにスプレーするのがベター。次は「しっとりするまでスプレーする」。しっとり湿らせる程度に全体にムラなくスプレーしたい(対象物の厚さや吸い込みやすさで調整します)。そして「完全に乾燥させる」。スプレーした後、乾燥する前に濡れてしまうと効果を発揮することができないので、しっかり乾燥させること。出かける直前に急いでかけるのではなく、できれば前日にスプレーして乾燥時間を確保したい。

文/編集部

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