クックパッドは、20〜60代の男女1万名(女性4999名、男性5001名)を対象に実施した料理に関する調査結果とクックパッドの検索データを元に、家庭における料理の実態をまとめた「おうちごはん白書」を発表した。
■男女の料理頻度に大きな差、女性は年代が高いほど「ほぼ毎日」料理をする
料理の頻度について、女性は年代が高いほど「ほぼ毎日」料理をする人の割合が高く、60代では8割以上だった。一方、男性では「ほぼ毎日」料理をする人の割合は60代で2割弱、その他の年代は1割程度に留まり、男女の料理頻度に大きな差があることが浮き彫りになった。
■10歳までに1品でも完成できた人の約6割が「料理が楽しい」と回答
はじめて「1回分の食事のメニューのうち、1品でも完成までひとりで作った」経験の年齢別に、料理が「楽しい」と感じる度合いを聞いたところ、経験年齢が低い人ほど、「楽しい」と感じる割合が高い結果となった。また、10歳以下で経験した人では、約6割が「楽しい」と回答した。
■「おいしい」という実感や、ほめられる経験が、料理の楽しさにつながる
「料理が楽しい」と感じるタイミングについては、「自分で食べて『おいしい』と思える料理ができたとき」「自分以外の人が『おいしい』とほめてくれたとき」が僅差で上位に並び、次いで「食材をうまく使い切ったとき」といった料理工程に関する内容が続いた。また、女性は「自分以外の人が『おいしい』とほめてくれたとき」が全体よりも7ポイント高く、第1位だった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20〜60代の男女1万名(女性4999名、男性5001名)
調査期間:2016年12月9日(金)〜12月12日(月)
文/編集部