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医師に聞く健康のために食べるとよい鍋

2017.03.19

 近年は年間を通じて楽しむ機会が増えてきた「鍋料理」。ではどんな種類の鍋が本当に体に良いのだろうか。医師専用コミュニティサイトの「MedPeer」が以前、同サイトに会員登録をしている医師1051名にアンケート調査を実施したところ、様々な意見が寄せられた。ぜひ参考にしてほしい。

「健康のために食べるとよい鍋」に関するアンケート

■1位 キムチ鍋
・「キムチ」のカプサイシンで体温上昇、乳酸菌で免疫力向上します。(循環器内科、50代、男性)
・カプサイシンの働きで血行が良くなり身体が温まる、乳酸菌の作用で腸内環境が整えられ便通が良くなる。(精神科、50代、男性)
・カプサイシンによる体温上昇に加えて、豆腐、豚肉、白菜など野菜をきわめてバランスよく食べられて栄養バランスがいい。特に豚肉はビタミンB1が含まれているのでエネルギー代謝によい。(神経内科、30代、男性)
・キムチの辛みで発汗、血流増加で基礎代謝が上がる。(小児科、30代、男性)

◎具材・調理・食べ合わせの工夫
・ビタミンB1を多く含む豚肉を入れて疲労回復に有用である。長ネギを入れることによりビタミンB1の吸収を高め、またビタミンAやCも多く含むので眼の健康と抗酸化作用が期待できる。(精神科、50代、男性)
・栄養価の高い牡蠣を入れる。(腎臓内科・透析、50代、男性)
・動物性たんぱく質に沢山の野菜を入れます。最近はキノコ類も良く入れます。味はやや薄めにします。(小児科、50代、男性)
・ニンニク、ショウガをスープに溶かし込めばさらに体温上昇や栄養的によいと思います。(精神内科、30代、男性)

「健康のために食べるとよい鍋」に関するアンケート

■2位 水炊き
・鶏肉、白身魚等良質なたんぱく質が大量に摂取できる。また、つけだれで食べるため、他の鍋と比較して食塩摂取量を圧倒的に少なく抑えることが出来る。(循環器外科、30代、男性)
・鶏肉と一緒に多くの野菜やキノコも食べられ、バランスが良い。(一般内科、50代、男性)
・良質のたんぱく質やアミノ酸が取れる。ポン酢を使うので、塩分が少ない。(腎臓内科・透析、50代、男性)

◎具材・調理・食べ合わせの工夫
・ごぼうやこんにゃく、きのこを入れると食物繊維が豊富で便秘予防に役立つ。お肉の余計な油が落ちて、低カロリ-高タンパク。豆腐でタンパク質も豊富。(小児科、40代、男性)
・食材の栄養分が流出しているので最後に雑炊やうどんで余さず楽しむとよい。(精神科、50代、女性)
・ビタミンCに関してはポン酢などにゆず・カボス・スダチなどを絞って入れると熱での分解が少なく効率的だと思う。(麻酔科、30代、男性)

■3位 トマト鍋
・抗酸化作用が高い「リコピン」が豊富な「トマト」で、免疫力もアップする。(腎臓内科・透析、40代、女性)
・保温効果あり。(循環器内科、60代、男性)
・抗癌作用の上からもリコピンは貴重。(一般内科、60代、男性)

◎調理・食べ合わせの工夫
・保温効果を持続し免疫力も上げる白菜を多く入れる。(循環器内科、30代、男性)
・トマトを加熱して摂取することによりリコピンの吸収をUPさせる。(一般内科、40代、男性)
・キャベツや鶏肉との相性も良く、栄養バランスが優れた食事となる。チーズを加えて、乳製品も摂取できる。(一般内科、30代、女性)

■4位 豆乳鍋
・大豆イソフラボン、食物繊維、良質のたんぱくなどが多く含まれ理想的。(病理、40代、男性)
・肉や魚の動物性蛋白質と、植物性蛋白質が同時にとれる。(リハビリテーション科、50代、男性)
・豆乳となった場合は、その消化吸収は極めて高い。大豆の中で、豆乳は特に良質な夕ンパク質と脂質に富んでいる。普段、豆乳が苦手な方も鍋なら食べやすい。(小児科、40代、女性)

◎調理・食べ合わせの工夫
・野菜をたっぷり入れれば、植物性のタンパク質、ビタミン類、繊維類がいっぺんに取れます。(泌尿器科、40代、男性)
・ショウガやニンニクなどを下味としてきかせます。また、具材は、豚や鳥、魚を中心にしてできれば両方を使用して魚介と動物性のどちらからもエキスを抽出できるようにした上で、キノコ類を多用して鍋全体で免疫賦活、抗腫瘍効果、体温上昇効果をはかります。栄養面で過不足なくそれでいて満足できる一品です。(呼吸器内科、30代、男性)

■5位 チゲ鍋
・カプサイシンが豊富な赤唐辛子で、発汗・血流増加など基礎代謝が上がる。(放射線科、40代、男性)
・発汗作用と末梢血管拡張で冷え防止。(産婦人科、30代、男性)
・カプサイシンにより体を温め血流ばかりではなく消化機能も改善。(心療内科、50代、男性)

◎調理・食べ合わせの工夫
・保温効果を持続し免疫力も上げる白菜を多く入れる。(形成外科、40代、女性)
・緑黄色野菜を多く入れるようにしています。またビタミンB1を多く含む豚肉との相性が良いです。(心療内科、50代、男性)
・生姜を加えることでさらに保温効果が期待でき女性の冷え対策にはもってこい。(循環器内科、50代、男性)

【調査概要】
調査対象:医師専用コミュニティサイト「MedPeer」に会員登録をする医師
調査期間:2015年11月12日(木)~2015年11月16日(月)
有効回答:1051名

 

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