•料理好きアピールが気づけば家デートに
「当時お付き合いしていた彼の趣味が料理でした。最初は感動だったのですが、気づいたら節約デートじゃんていう状況になっていました」
こう話すのは、都内で企画職につく女性。おつきあいした彼の趣味が「料理」だったので、だんだん彼の手料理デートが多くなったものの、あるとき違和感も覚えるようになったといいます。
「はじめは彼の得意料理を家で食べるって感じで、とても新鮮な家デートでした。彼が料理を作り、私が洗い物をするという感じで家デートが定番になっていったのですが、だんだんと彼が『料理を作るなら材料は買っておいて』といって、私ばかりがお金を払うようになったり、洗い物は私担当とはいえ、あまりに料理終わりの流しがぐちゃぐちゃだったりとうんざりする事が増えてきて……結局外食しても『この味なら家で作れる』とか『これなら家でご飯作った方がよかったよね』ってなんでも自炊基準のコメントが彼から出るようになり、正直貧乏臭いと思って、別れてしまいました。彼の手料理ってすごく憧れがありましたが、リスクもあるんだなって学びました」(27歳・企画職)
料理好きの男性も最近は増えましたが、こちらの彼が実際料理をしたかったのか、節約要素が強かったのかはわかりません。
とりあえず、外食の時は、味の再現とかよりも、外食の雰囲気を楽しみたいものです。
家デートって、確かにお金もかからないし楽だし最高です。しかし続くと嫌がる女性も多いもの。あなたは彼女からの愛情に甘んじて、デートの中身を手抜きしていませんか?気付いたときには愛は枯れてしまっているかもしれないので、家デートで楽をするときはちょっとだけご注意ください。
★今日のルール★
家デート 節約&サボりは 厳禁よ!
文/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。ブログ(http://oshimarie.com)
■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所