■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
みなさん彼女とのデートはどこへ行くことが多いですか。
付き合いたての男女なら、テーマパークやグルメスポット、イルミネーションやショッピングなど、おしゃれでロマンチックなスポットに足を運ぶことも多いでしょう。
しかし、中には付き合った途端、彼が本来の姿である“出不精”を発揮し、なかなか理想のデートができず、ヤキモキすることがあるといいます。
付き合う前はそんなそぶりもなかったのに。彼女たちが不満を述べる気持ちもわかりますが、男性陣の“家デートの言い訳”を集めると、ユーモア溢れる理由が集まってきました。
■貯金を人質にデート代をケチる?
家でのデートでの最大のメリットは、ズバリデート代の節約です。家で食事をつくり、家でお酒を飲めば、どんなにデートしてもかかる金額は少なくてすみます。
そんな節約面を人質に、彼女をがっかりさせた男性がいます。
「付き合って3ヶ月くらいのときに、次のデートの予定を決めていたとき、彼から『家デートがいい!』って話になりました。別に最初はよかったのですが、それ以降家デートが続くようになっていって……『最近家ばっかりじゃない?』って彼に聞いたら、『将来を考えて貯金をしている』という彼。その時はとっても嬉しかったですが、結局そのあと1年付き合ってもズルズルと結婚の話は出ず。ただ恋愛にかかるお金を抑えたかったんだろうなって、別れてから思いました。確かに毎週のおでかけデートは大変かもしれないけど、『将来のための節約』なんて響きの良い言葉は使わないで欲しい」(28歳・営業)
「将来のため」この言葉にどんなに年頃の女性が弱いことか。ちなみにデートの話ではないものの、「将来のために貯金したいから同棲しよう」と同棲して破局したカップルを何組も見てきましたので、「男性がいう将来のため」は、概ね別の理由があると思っております。男性陣はいかがでしょう?
•カミングアウトは突然に
カミングアウトは早い方がいい。とはいえ、カミングアウトっていうのは、言ったあと双方のすり合わせが必要だと思うのですが、それを怠ると二人の気持ちの歪みにつながるようです。
「彼とおつきあいして4回目のデートを計画していたとき、毎回お出かけするのもネタが切れてきたねって話になったら、『俺、本当はあんまり出かけるの好きじゃない。人混み苦手なんだ』と彼が告白。私も行列に並ぶのは嫌いなので、『じゃあお互いあまり無理せずデートは考えよう』ってなったら、彼の怠惰が始まりました。翌週から基本デートは家。時々私が出かけることを提案しても、基本スルー。どうしても必要な買い物とか、行きたい場所がある場合のみ、事前に承認を取るという感じになってしまい……今ではほぼ家デートです。正直退屈すぎるなと思うけど、3年付き合っているので、そろそろ結婚かな……別れるのに決断ができません」(32歳・経理)
カミングアウトは良いものの、相手に伝えたからって、自分の都合をそれ以降通すというのはいかがなものでしょう。
ちなみにこの「出不精カミングアウト」をされる女性は多いようで、他にも急に体調が悪い、疲れてるという理由から、彼が出かける予定をキャンセルするようになり、問い詰めたら出不精をカミングアウト。仕方なしに家デートばかりになっているなど、バリエーションは様々。
お出かけは面倒だとしても、それを押し通すと女性の不満爆発にもつながりますので、注意が必要です。