映画・テレビ・ゲーム・コミック・音楽などエンターテイメントの最新消費者動向を独自のユーザー調査から読み解く、企業向け定期サービス『eb-i Xpress』(イー・ビー・アイ・エクスプレス/配信元:カドカワ)。今回の『eb-i Xpress』は卒業シーズンにあわせて、全国47都道府県に在住する5~69歳の男女を対象とした、「卒業ソング」ランキングを発表した。
■心に残る思い出の「卒業ソング」総合ランキングTOP20
■全世代が支持!心に残る思い出の「卒業ソング」1位は、卒業式の定番「仰げば尊し」
今回『eb-i Xpress』は、3月の卒業シーズンにあわせて、心に残る思い出の「卒業ソング」について調査を実施し、ランキングとして発表した。総合1位は「仰げば尊し」(唱歌・合唱曲)。男女・年齢別ランキングでもトップを獲得、幅広い支持を集めた。総合2位の「贈る言葉」(海援隊)同様、主に30代以上の世代における定番ソングとして親しまれ、“卒業式で歌った”という声が多数寄せられた。なかでも「仰げば尊し」については、“いろいろな世代・場面で聴いてきたがやはり良い曲”(52歳 男性)、“この曲を聴くと胸が熱くなる”(61歳 男性)、“卒業の嬉しさと不安が交錯し、涙が止まらなかったことを思い出す”(65歳 女性)など、特に50~60代からの卒業にまつわる思い出が多く集まった。
一方、総合3位の「旅立ちの日に」(唱歌・合唱曲)は、“卒業式で歌って大好きになった”(12歳 男性)、“1番感動する”(22歳 女性)、“卒業式で歌った。切ないけれど、未来への意志を感じる曲”(26歳 女性)といったコメントとともに、10~20代の定番「卒業ソング」として票を集めた。そのほか世代別の特徴として、低年齢層の票を集めたのが「YELL」(いきものがかり/総合7位)。“卒園式の歌”(8歳 女性)、“今、練習している”(10歳 男性)、“卒業式で歌ってウルっときた”(13歳 女性)といったコメントが寄せられた。さらに「栄光の架橋」(ゆず/総合10位)、「キセキ」(GReeeeN/総合11位)についても、低年齢層による支持が高い傾向が見られた。
文/編集部