◆髪の毛をとかす要領でブラッシングするだけの簡単スタイリング
発表会ではヘアスタイリストが実際の使い方をアドバイス。デフォルトの設定は140℃なので温度調整を行い、今回は180℃設定でスタイリング。
通常のブラッシングとは逆に、ブラシを外側に向けて使用する。髪をとかすだけで真っ直ぐになるので、多めに毛束を取ったらしっかりとブラシに髪を食い込ませる。根元の部分はなかなかブラシが入りにくいのでブラシを傾けてゆっくりと回転させるように根元に食い込ませてしばらく置いてから伸ばしていく。左手でテンション(ぴんと張る)を加え、引っ張りながらゆっくりと髪をとかしていく。“ゆっくりととかす”のがポイント。
毛先まで行ったら少しブラシを回転させて、内巻きに整えることもできる。最後に表面を整えるが、ツヤ感を出すために少し温度を下げて、通常のブラシと同じく内向きにして手を添えながらゆっくりととかす。
ブラシと同じ感覚で使えるので、毛束を多めに取っても一度とかすだけでストレートヘアになり、時短という点でも使い勝手がいい。下記画像の、向かって左側がシンプリ―ストレートでスタイリングした髪。髪をとかすだけでここまでサラサラに。
「シンプリーストレート」は税抜7980円。ショップジャパンのサイト、注文専用フリーダイヤルで購入できる。
【AJの読み】挟むタイプのヘアアイロンよりもはるかに楽にスタイリングができる
毛量が多く毛先にクセがあるので、ハネやうねりが出てしまうため、ヘアアイロンは欠かせない。今使っているタイプのものは、温度が上がるのが遅い、毛束をまとめて挟めないなど不満点があったが、シンプリ―ストレートはヘアブラシと同じ感覚なので、使いやすさは段違いだった。また、挟むタイプのヘアアイロンのように押し付けないためペタンとならず、ふんわり感もキープできる。今までは髪をとかしてからヘアアイロンというパターンだったが、シンプリ―ストレートなブラッシングも兼ねているので時短にもなり、忙しい朝の支度でも重宝しそう。毛量の多い人、スタイリングに苦手意識のある人、スタイリングが面倒だというズボラな人こそぜひ試してほしい。
文/阿部 純子
■連載/阿部純子のトレンド探検隊