■連載/メンズビューティー通信
気象庁のデータによると、紫外線量は2月後半から徐々に強くなり、3月後半から「強い」とされる数値が観測され始める。紫外線ダメージがシミやシワ、たるみ、乾燥をはじめとする様々な肌トラブルを引き起こすことは以前の特集でも詳しく紹介しているが、日焼け止めを塗って出かけることが習慣化している男性は多くないのが現実だ。
※紫外線ダメージの影響についておさらいしたい方はこちら→ モテる男は冬も紫外線対策
そこで、日常的に紫外線ケアをしていない男性にぜひ見てほしいのがこちらの画像。
これは28年間トラック運転手として働いていた男性の写真だ。28年もの間、窓から差し込む紫外線ダメージを直撃し続けた顔の左側に、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開きといった老化現象が顕著に表れている。(これは医学誌「NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」で研究として発表されている)
通常の加齢で起こる老化現象と違う点は、紫外線ダメージを受けた部分がごわごわと分厚い皮膚となり、かなり深いシワが形成されること。新聞紙をくしゃくしゃと丸めて広げた時にできるシワと、段ボールを折り曲げてできるシワくらいの差があるといえばわかりやすいだろう。しかし、この「光老化」は日頃の紫外線ケアで防ぐことが可能なのだ。
年を重ね、若々しい顔でいられるか、濃いシミと深いシワ・たるみに見舞われた老け顔になってしまうか、その明暗は自分の肌をいかに紫外線から守るかにかかっている。
多機能日やけ止めで「毛穴」「肌の凹凸」もケア!
今回は、出勤前の塗るひと手間を有意義なものとするべく、肌そのものも美しくなるような効果のある多機能日焼け止めを紹介していこうと思う。
これは青山ヒフ科クリニックで開発されているドクターケイの「ケイカクテルVスキンケアベース(SPF30 PA+++)」。日常使いには十分な紫外線防御効果、毛穴の凹凸ケア、くすみのない肌に導くブライトニング効果で、つるんとした印象の肌が出来上がる。毛穴の開きに悩んでいる男性には特におすすめのスキンケアコスメだ。
2つ目はジバンシィの「イドラ スパークリング プロテクト フルイド(SPF30 PA++)」を紹介しよう。このスキンケアコスメは紫外線ダメージだけでなく、有害物質などの外的要因を始めとする肌トラブルの原因から1日中肌を守ってくれるという優れもの。保湿力がとても高く、紫外線ダメージで乾燥しやすい肌にはもってこいなので、乾燥しやすい肌の男性におすすめだ。
真っ黒に日焼けした肌が男らしいと称された時代は遠い昔。防げるものは防ぎ、不要なシミ・シワ・たるみを作らない男性が「清潔感」と「健康的」を武器にしてモテる時代なのだ。
文・RYO KANAZAWA(メンズビューティー編集部)