■地域の少年野球やサッカークラブでも!広がるスポーツボランティア
スポーツボランティアは、イベントに限らず、地域の少年野球やサッカークラブなどでも活躍している。その活動場所は今、大きく分けて3種類に広がっている。
・クラブ・団体ボランティア
・イベントボランティア
・アスリートボランティア
イベントの開催は不定期だが、地域のスポーツクラブなどは定期的に行われているため、監督やコーチ、アシスタントスタッフなどの指導者や、道具を準備、車で送迎などの運営の手伝いなどを定期的に担うことができる。空いた時間を利用して活動すれば、趣味の一つにもなりそうだ。
また、現役・OBアスリートたちが、ジュニアの指導や福祉施設の訪問などを行い、社会貢献活動を行うアスリートボランティアも、一つのスポーツボランティアの形となっている。さまざまな形で広がるスポーツボランティア。ただ手伝い・サポートをするだけでない、未知なる魅力を見出すことができそうだ。
■サッカーボランティアに参加しよう!
スポーツボランティアといえばマラソン大会や駅伝などのイメージが強いが、実際、サッカーJリーグでもボランティアは活躍している。例えば、FC東京では、「市民スポーツボランティア」として登録し、FC東京のホームゲームの際に、案内係や会員受付係、選手と手をつないだり、ハイタッチしたりする子どもたちの世話などの運営サポートを行うことができる。1試合につき、平均約70名のボランティアが活動しているそうだ。
試合中は、試合を観戦することができる。観戦場所はどこになるのかは試合によって異なるが、より身近なところで応援観戦できることもあるだろう。登録はホームページ上から登録フォームを入力し、郵送でメンバーズカード用の顔写真を送ることで完了だ。随時、募集がかかる試合にエントリーすることで、その試合でボランティアとして参加できる。
スポーツの新しい楽しみ方として、ぜひ一度参加してみてはいかがだろうか?
取材・文/石原亜香利
※記事内のデータ等については取材時のものです。