■レモン料理のトレンド「レモンカード」
photo by French Tart
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近年、レモンといえば「塩レモン」が流行っていたが、最近は「レモンカード」なるものが登場している。ぜひ朝食にも取り入れたい調味料だが、いったいどのようなものなのだろうか? 料理研究家の熊谷真由美さんに作り方と料理への使い方を伺った。
「レモンカードとは、レモン果汁にバター、砂糖、卵を混ぜて作る、英国生まれのジャムのようなものです。食パンなどにつけたり、ヨーグルトやアイスクリームにかけたりして食べるとおいしいですよ。コクがあり、レモンの香りも爽やかでジャムとはまた違う食感です。おしゃれに朝ご飯を楽しんでみてください」(熊谷さん)
●簡単!レモンカードの作り方(甘さ控えめ篇)
【材料】
レモン果汁・・・50ml
砂糖・・・大さじ1
片栗粉・・・大さじ1
バター・・・大さじ1
【作り方】
1.耐熱容器にレモン果汁と砂糖、片栗粉を加えてよく混ぜる
2.耐熱容器にラップをして700Wの電子レンジに60秒かける(容器によって時間は要加減)
3.冷たいままのバターを混ぜ、冷めたらできあがり
レモンカードをさらに楽しむために、レモンカードのアレンジレシピを教えてもらった。
●レモンカードのアレンジレシピ
1.ポテトサラダ
マヨネーズ大さじ3と、レモンカード大さじ1を、茹でたジャガイモに加える
2.レモンステーキ
レモンカード大さじ1と醤油小さじ1を混ぜて、牛肉や豆腐ステーキにのせる。
レモンは使い方次第で、眠くてしんどかった朝も、活気ある楽しいものになりそうだ。ぜひ朝ドリンク&メニューにレモンを取り入れてみてはいかがだろうか?
料理研究家 熊谷真由美
パリの料理学校ル・コルドン・ブルーにて最高免状(グラン・ディプロム)取得。日本菓子専門学校卒。ラクレムデクレム料理教室主宰。製菓衛生師・中医薬膳師・ソムリエ・フランスチーズ艦評騎士。フランス菓子・フランス料理・ワイン・チーズの著書多数。中医薬膳コンセイエとしても活動中。
取材・文/石原亜香利
※記事内のデータ等については取材時のものです。