■女同士のハグ=ノンバーバルコミュニケーション
彼女たちの話をまとめると、ハグには相手への好意の表れであったり、嬉しさや名残惜しさの行動が咄嗟のハグであったりするようです。つまり女ならではのノンバーバルコミュニケーションの1つが、ハグというわけです。って、難しく考えすぎでしょうか……。
ちなみに筆者が女子同士のハグを見ていて思い出すのが、スピリチュアル関連の方々たちの挨拶です。その界隈の人たちは年齢を問わず会うときと別れ際にハグをするように思うのです。
ただ彼らのハグというのは、叫んでキャッキャするのではなく、静かに近づき、会釈をするノリで30秒〜1分くらい長いハグを行っています。見たことがない人からすると不思議な光景ですが、まるでエネルギーを交換しているように思えました。
一般的な女性たちがエネルギーを交換しているとは思わないものの、男性よりも感情と共感で生きているのが女性です。それであれば会った瞬間嬉しさや好意を伝えたい。その1番手っ取り早い方法が出会い頭のハグなのかもしれません。
美容院すらも苦手な筆者は、このハグがどうにも苦手。そんな気持ちから色々考えてみたものの、言葉だけで伝わらない部分を補填する1つの行動がハイテンションハグなのかもしれません。
もちろんこの仕組みを理解したからといって、彼氏以外の男性が、不用意に挨拶代わりにハグしようものなら、問題になりますのでお気をつけください。
★ 今日のルール
ハグをして 気持ちをよせる 女かな
文/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。ブログ(http://oshimarie.com)
■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所