■連載/ペットゥモロー通信
『怪盗グル―』シリーズ、『ミニオンズ』『ペット』など数々のヒット作を輩出するイルミネーション・エンターテインメントが、この春、満を持して世に送り出す映画『SING/シング』。公開前から、注目が高まっている今作品。今回は、魅力あふれる登場人物たちをクローズアップ。また英語版では、今をときめく豪華キャストが集結したキャラクターの声の出演も期待大。それぞれのキャラクターの魅力と共にお届けします。個性豊かなキャラクターたちの中から、あなたに似ている性格の登場人物を探してみるのもおすすめです!
劇場を再生させるためチャンスにかける粋なコアラ「バスター・ムーン」
かつては栄えていたが現在は客足が遠のき、倒産寸前のおんぼろ劇場の支配人。愛する劇場を再生させようと心に決めている。ショーへの情熱と超楽天思考で、周りを巻き込み、墓穴を掘ることもしばしば。それでも、憎めないキャラクター。
声を担当したのはマシュー・マコノヒー。
40作以上もの長編映画に出演を果たし、全世界で合計40億ドル以上もの利益を上げ、現在はプロデューサー、監督業もこなすマルチな俳優。2014年にはテレビ界に進出、HBOドラマ「TRUE DETECTIVE/2人の刑事」でゴールデン・グローブ賞にノミネート、テレビ批評家協会(TCA)賞のドラマ・シリーズ主演賞を受賞、プライムタイム・エミー賞にもノミネートされた。
美しい歌声と音楽への熱い情熱を持ったシンガー志望のゴリラ「ジョニー」
ロンドンの下町出身のゴリラ。美しい歌声と音楽に対する情熱で、シンガーになる夢を持っている。けれど、ギャング集団のボスである父親と一緒に強盗家業に手を染めているが足を洗いたいと思っている。父にはその夢を言い出すことができず、ひそかに歌唱コンテストに参加する。
声を担当したのはタロン・エガートン。
ロンドンの王立演劇学校を卒業後、ナショナル・シアターで上演された「The Last of The Haussmans」で初舞台を踏む。その後、ドラマシリーズ「The Smoke」にレギュラー出演。スクリーン・インターナショナル誌の2014年度の期待の星リストに名を連ね、GQ誌の2015年と2016年度のメンズ・ベスト・ドレッサー賞に選ばれた。2016年にはフォーブス誌の30歳以下のトップ30のひとりにも選ばれ、2016年度英国アカデミー賞ではEEライジングスター賞にノミネートされた。
25匹の子ブタたちの世話に追われる母ブタ「ロジータ」
家事と25匹の子ブタたちの世話に追われる専業主婦。歌への熱い思いを胸に抱き、母親でもない妻でもない「自分」を取り戻したいと思っている。
声を担当したのはリース・ウィザースプーン。
現在、ハリウッドで最も注目されている女優のひとり。女優として活躍する傍ら、2012年にはプロダクション会社パシフィック・スタンダードを設立「わたしに会うまでの1600キロ」や「ゴーン・ガール」など主に女性中心のプロジェクトに焦点を当てて制作活動を展開。名作「ピーター・パン」に登場する妖精のティンカー・ベルが主人公のウォルト・ディズニー・ピクチャーズの実写映画「Tinker Bell」も同社にてプロデュース、ウィザースプーンが主演を務める予定。