〈全体的なバランスのよさで『XC90』に軍配〉
◎アウディ『Q7 2.0 TFSI quattro』
[運転性能]2Lターボはモードによってターボの効果が一気に上昇。ハンドリングはコンフォートモードだとややロールが大きい。16点
[居住性]1〜3列目まで広さは十分確保されている。シートの作動もパワーアシストにより女性でも扱いやすい。16点
[装備の充実度]安全装備も充実、ファミリーユースにもすすめられるレベルになった。インフォテイメントシステムも充実。18点
[デザイン]これまでのデザインを踏襲しつつCD値を0.31に抑えたのは評価できる。室内のクロームアクセントもお洒落。16点
[爽快感]かなり軽量化されたとはいえ、重さ2tで252PSはややパワー不足。7名乗車になるとつらい。16点
[評価点数]82点
◎ボルボ『XC90 T6 AWD R-Design』
[運転性能]ターボ+スーパーチャージャーの320PSはかなりパワフル。ダイナミックモードは街中ではもて余してしまうほど。18点
[居住性]全高が高いの3列目でもヘッドスペースはしっかり確保されている。前方視界もよい。ラゲージスペースも便利。16点
[装備の充実度]世界初の安全技術を2つも導入するなど安全に対する積極的な姿勢は昔のまま。後席はチャイルドシートを内蔵。18点
[デザイン]ボルボらしいシンプルでクリーンでわかりやすいデザイン。新しい高級SUVとしてのイメージを確立している。18点
[爽快感]ボディーは大柄にもかかわらず、走りは軽快そのもの。ダイナミックモードならスポーツ走行も可能だ。18点
[評価点数]88点