■連載/阿部純子のトレンド探検隊
◆自宅で手軽にできる運動器具として11カ月で10万台以上販売のヒット商品
通信販売のショップジャパンから発売されている「ながらウォーク」(税別9900円)は、1セット3分間のゆらゆら運動で下っ腹のシェイプアップを目指す骨盤運動マシン。スプリングのついたクッションに座るだけなので電源もいらず、コンパクトで部屋に置いても邪魔にならず、本を読んだり、テレビをみながらできるというお手軽さもあって、2016年1月の発売から11カ月で10万台以上を販売する人気商品となっている。
「ながらウォーク」は、前に向かって斜めに設計された「ヒップフィットクッション」で座るだけで骨盤が立ち、360度フル回転する「オールアラウンドスプリングシステム」で左右、前後の動きで歪みやすい骨盤の補整をサポートする。さらに8の字を描く「フィギュアエイト運動」を加えることで、お腹周り全体を効率的に刺激する。
商品の開発に携わったのは「東急スポーツオアシス」の三好 康真トレーナー。三好さんはこれまでも手軽にいつでもどこでも使えるフィットネス器具の開発を多く手掛けている。三好さんに「ながらウォーク」を効果的に使うためのポイントについて伺ってみた。