DIME MAGAZINE
水産庁「2014年 水産白書」によれば、日本人一人あたりの魚介類の年間消費量は、2013年度概算で27.0kg。2001年度に40.2kgを記録して以来、減少傾向が続いている。マルハニチロが昨年、月に1回以上魚を食べる、全国の20歳〜59歳の男女を対象に、「マグロと魚料理に関する調査」をインターネットリサーチで実施したところ、ふだんよく食べる魚の1位は「サケ」、2位は「サバ」、3位は「サンマ」という結果になった。※1000名の有効回答サンプルを集計。
◆ふだんよく食べる魚 1位「サケ」2位「サバ」3位「サンマ」4位「マグロ」5位「アジ」
月に1回以上魚を食べる、全国の20歳～59歳の男女1000名（全回答者）に、ふだんよく食べる魚を聞いたところ、「サケ」が最も多く78.5%、次いで、「サバ」が59.3%、「サンマ」が51.8%、「マグロ」が48.7%、「アジ」が45.3%で続いた。「サケ」は、和食・洋食いろいろな料理に使われ、また、栄養バランスにすぐれており、そして、骨も取りやすく食べやすいため1位になっているのではないだろうか。男女別にみると、「サケ」（男性69.8%、女性87.2%）や「サバ」（男性54.2%、女性64.4%）、「ブリ」（男性24.6%、女性37.0%）、「タラ」（男性11.4%、女性24.8%）は、男性より女性のほうが10ポイント以上高く、女性がよく食べる魚のようだ。他方、「アジ」（男性50.0%、女性40.6%）は女性より男性の方が10ポイント近く高く、男性がよく食べる魚であることがわかった。
◆好きな魚のツートップは「サケ」と「マグロ」、「マグロ」は男性から、「サケ」は女性から人気
次に、好きな魚を聞いたところ、「サケ」が最も多く62.6%、次いで、「マグロ」が54.5%、「サンマ」が48.1%、「サバ」が44.5%、「ウナギ」が42.1%で続き、「サケ」が“よく食べる魚”と合わせて2冠となった。男女別にみると、男性では「マグロ」が56.2%で1位、僅差の55.8%で「サケ」が続き、「マグロ」が男性に一番人気の魚であることがわかった。一方、女性では「サケ」が69.4%で、2位の「マグロ」52.8%を大きく離しての1位となった。「サケ」と「マグロ」が人気の魚のツートップと言えそうだ。
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