■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
年末年始のお休みまであと少し。お休みに入ったら、何をしようかなーとみなさんワクワクしていませんか?中には、観たかった映画を休みの間に観てしまおうと考える方もいるでしょう。
今回は、年末年始に映画を観る予定の人には耳が痛い、映画デートや自宅での映画鑑賞中に女性がイラっとした男性のエピソードをご紹介します。
■映画中の話しかけはアリ?ナシ?
映画中は話しながら観たい派と黙ってみたい派に分かれるものです。ただ、多くの人は話したがらない派で、だまって静かに何もせず作品に集中したいものだと思いますが、話したい派にとってはその沈黙が苦痛のようです。
「前に付き合っていた人が話したい派でした。もう上映中『これどういう展開?』『この演技胡散臭い』と小声でちょいちょい私にアシスト。お願いだから静かにしてよって言ったら、今度は定期的にスマホチェックし始めて……じっとしてられないなんて子どもかって思いました」(32・営業職)
「元彼がけっこうからかい癖のある人でした。映画で私が泣いていると『ここで泣くの?』っていじってきて……思いっきり泣きたいから、放っておいてほしいのに。悪気があるわけじゃないのは分かるから、なおさら空気読めよってイラっとしてしまいました」(30歳・webディレクター)
「マーケティングをやっている彼と付き合っていたとき、ヒット作を観るときはいつも映画の前の方。重要なシーンや笑のあるシーンになると、後ろや周囲をキョロキョロしてお客さんのリアクションを知るのだそうです。って、デート中にやられると非常に恥ずかしいし、声だけでなぜ受けているのかとか分かると思うんですけど……」(27歳・事務)
映画の楽しみ方は比較的個人差があるもの。だからこそ、いつものノリが実は少数派だったり、相手に不快な思いをさせることがあるのでしょうね。
ちなみに筆者は以前、やはり上映中に話しかける男性とデートしたことがありますが、「この映画、あんまり面白くないね」という失礼な話しかけだったので、この人はモテないだろうなあとうっすら思ったのでした(その時の映画は実際つまらなかったですけどね)