サードウェーブコーヒーがブームとなる中、紅茶を中心とするカフェや雑貨が人気の『Afternoon Tea』が新業態として『アフタヌーンティー・ティースタンド』を立ち上げたり、スターバックスは、ティーブランド『TEAVANA』をスタートさせたりと紅茶が注目され、次に来るのは紅茶ブームだと言われている。ネオマーケティングが昨年、「好きなお茶」や「お茶を飲む理由」など「お茶」に関する調査を行なったところ、意外な結果が明らかになった。
Q1.あなたが好きなお茶をお答えください
好きなお茶を聞いたところ、最も多い回答は「緑茶」となり全体で88.9%が回答した。性別で比較をしても男女共に約9割が回答している。次いで「麦茶」65.1%、「紅茶」63.6%となった。性別で最も差があったお茶は「ルイボスティー」となり、男性は14.2%に対し、女性は32.8%とその差は18.6ポイントとなっている。ルイボスティーは、豆科の低木の葉が原料でノンカフェインのお茶。抗酸化作用があると言われていることが、女性に人気なのかもしれない。
Q2.あなたが紅茶の中で特に好きな種類をお答えください
前問の好きなお茶で「紅茶」と回答した人に、紅茶の中で特に好きな種類を伺った。その結果、全体では世界三大紅茶のひとつである「ダージリン」が46.5%で第1位となった。特に男性の半数以上である52.8%が回答している。女性は、ベルガモット(柑橘系)の香りをつけたフレーバーティーの一種である「アールグレイ」が41.8%で最も多い回答となり、性別で違う結果となった。
Q3.あなたがお茶を飲む理由をお答えください
お茶を飲む理由を聞いたところ、「味が好きだから」が全体で最も多い回答となった。次いで「リラックスできるから」49.0%、「香りが好きだから」45.0%という順になっている。年代で比較をすると、60代以上は他年代よりも「リラックスできるから」と回答した人が多い結果となっている。