ラゲッジの開口部地上高はゴルフヴァリアントより低い620mm
個人的にはR-Lineを知った今でも標準系の1.4Lモデルに魅力を感じる、2Lという排気量ヒエラルキーはともかく、よりVWらしく、よりドイツ車らしいドシリとした重厚で骨太な走りのテイストと厚みあるエンジントルクによる十二分な動力性能、VW最新の先進安全装備を持つ1.4Lターボの17/18インチタイヤを履くエレガンス(399万円/ナビOP25万9200円 計424万9200円)、ハイライン(463万9000円/ナビ標準)こそパサートの本命、買う価値あるグレードだと感じている。
ゴルフヴァリアント 右)パサートヴァリアント。サイズ感の違いの参考に
文/青山尚暉
モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。