設営後はベンチレーション(空気を取り入れる窓)の形をきれいに整える。なおざりにしがちだが、ベンチレーションの形には意味があり、つぶれたままでは本来の機能を発揮しないのだとか
同社のテントは、出入り口のパネルを片側だけ巻き上げて雨や風の吹き込みを防いだり、すべてを巻き上げて通気性をよくするなど天候にあわせて対応できるようトグルの位置を計算している
写真のルーガンなど、前室の小さな自立式ドーム型テントは、インナーテントの手前のすそをアウターテントから取り外し、前室を広げることで雨の日も使いやすくなる。また、強風が予想される環境では、フレームを2本ずつ装着できるよう、フレームを差し込むスリーブもプラスチック・カップも余裕を持たせた設計だという
問い合わせ/エイアンドエフ 03-3209-7579
http://www.hilleberg.jp
文/大森弘恵
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!