゛■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
男性のみなさんLINEやってますか?多くの人が利用中だと思うLINE。SNSとチャットとメールの要素をあわせ持った超便利なツールですが、そんなLINEとの関わり方について、男女で大きな違いがあるように感じています。
それは、どんなに便利な機能や可愛いスタンプが加わろうとも、男性にとっては1つの連絡手段にすぎないのに、女性にとっては全てがコミュニケーションツールになっているのです。
「連絡手段」と「コミュニケーションツール」、似ているようで全然違う2つの認識。この認識のズレがあるからこそ、女性達はときどき男性に対してこんな不満を抱いているようです。
■アイコン設定してください!
たとえばLINEの使い方で男女差が一番ある項目、それはLINEアイコンの設定です。
日頃から写真を撮る機会が多いからか、多くの女性が自分の写真や好きなもの、ペットの写真などをアイコンに設定するのに対して、男性はアイコンを初期設定のままにしている人が多くいます。
もしあなたが今後女性との関係を深めたいと思うのならば、女性を代表してお伝えします。
「ちょっと誰だかわらかなくなるので、アイコン設定してもらっていいですか?」
なぜなら女性側からはこんな意見があるからです。
「たとえば合コンで知り合った男性たちと、後でグループラインを作っても、アイコン設定もないし名前もニックネームだと(それも名前に関係ないやつ)、もはや誰が誰だかわかりません。その時個別で認識しても、後日連絡を取る時にはもう顔が思い出せない……できれば顔写真がいいけれど、ダメならせめて趣味のアイコンとか、何かは設定してほしいです」(31歳企画職)
「男性の中には1/5くらいラインのアイコン設定をしていない人がいます。前に間違えて送ってしまったこともあり、自分が悪いとはいえ何でもいいから設定してほしい」(27事務職)
このようにアイコンを設定しないでいると、それだけで女性の記憶から抹消されやすくなります。ほんの一手間ですから、ぜひアイコン設定をお願いします。
■男女のテンポの違いは仕方ない問題?
続いて女性から察してよという声が多いのが、LINEのテンポについてです。
例えば既読スルー&未読スルーについては、こんな声が聞こえてきます。
「以前知り合った男性とお食事に行ったのですが、何となく合わないなと思ったので、それ以降お誘いの連絡を流して、メール頻度も下げるようにしています。それなのに、向こうは全然私の空気を察してなくて、どんどんメールを送ってきます。だから「気づいて!」とばかり既読スルーするようになったのですが、それでも最初はガンガンLINEが入っていたし、1か月すぎた頃には、1週間に1回「映画行ってきたよ」とか「仕事疲れた」とか報告のLINEが入るようになり……週報かよ!と突っ込みながら、今は未読スルーしています」(31歳・ディレクター職)
「ある男性と少し親しくなったときに「俺のこと嫌だったら、嫌だってはっきり言ってね!」と宣言されました。でも実際嫌だなと思っても言えるわけもなく、なんとなく返信をかわしてしたら「はっきり言って!」とまた言われました。でも実際嫌だと言ったらこの手のタイプって逆ギレしそうなので、怖くて言えません。察する力をぜひつけていただきたいです」(27・webデザイナー)
テンポの違いは男性個々人の問題なのか、それとも性別の違いから起きるのか……1つ言えるのは、相手に執着心が生まれると、男性も女性も、テンポを考えずにLINEを送りまくってしまうようです。