付き合ってから結婚に発展するカップルは、相手の親にどれくらいのタイミングであいさつに行くものなのだろうか。そして、その時期は? 楽天が運営する、結婚式場探し・結婚式準備の総合情報サイト「楽天ウェディング」が以前、付き合っている相手の親への「あいさつ」に関するインターネット調査を実施したところ、交際相手の親に挨拶に行くタイミングは平均で「付き合ってから2年2か月」であることが明らかになった。この調査はインターネットリサーチのQzoo(キューズー)モニターの中から、結婚または同棲のあいさつ・報告のため、相手の実家に行った経験がある20歳~39歳の男女400名を対象に行なったもの。
調査の結果、付き合ってから相手の親への初めてのあいさつまでの期間を聞いたところ、平均で2年2か月となった。あいさつに行った時期は、年末年始が18.0%、ゴールデンウィークが12.0%、お盆が7.0%で、その他の特別休暇(連休)が39.3%だった。あいさつにいく時期は、帰省のタイミングである年末年始やお盆がイメージしやすいが、それ以外の連休にあいさつに行ったカップルも多いことがわかった。
■過半数があいさつのために手土産を用意
あいさつの際、事前にどのような準備をしたか聞いたところ、1位は「手土産を用意する」(54.25%)だった。2位は「相手の親の情報を聞く」(45.75%)、3位に「相手の親以外の家族についての情報を聞く」(38.25%)と続き、事前準備として相手家族のことを調べておく人が多いことがわかる。
■手土産は「和菓子」が一番人気で、1000円~3000円未満が相場
手土産として一番選ばれたのは「和菓子」(56.2%)だった。2位は「洋菓子」(44.2%)、3位は「お酒」(12.9%)、4位は「お茶」(3.2%)の順となった。手土産として無難な菓子類が1位、2位となったが、洋菓子よりも和菓子のほうが多く選ばれている要因として、親の年齢層が考えられる。手土産の金額に関して聞いたところ、「1000円~3000円未満」が50.2%と約半数を占めた。「3000円~5000円未満」が32.7%と続いた。
■失敗しない服装は、主張しすぎない色合いが重要
あいさつの際、「服装で失敗しなかった」と回答した人に、服装の色合いを聞いたところ、男性は黒系(49.1%)、紺系(32.0%)、白系(8.6%)が多かった。女性は黒系(21.1%)、ベージュ系(18.9%)、白系(17.8%)と、こちらも主張しすぎない色合いを選んだ人が多かった。
【調査概要】
調査方法: インターネットリサーチ
調査期間: 2015年6月
調査対象: 結婚または同棲のあいさつ・報告のため、相手の実家に行った経験がある20歳~39歳の男女
集計対象数: Qzoo(キューズー)モニター 男女400名
文/編集部