■連載/メンズビューティー通信
今回紹介する腰痛改善トレーニングは、寝っころがったままで行える『デッドバグ』。初級編は、寝っころがって手足を天井に向かってあげるだけなので、就寝前に30秒だけでも是非行って欲しい。
腹筋を意識して使う『デッドバグ』
吉田「現代人は、日常の中でほとんど意識して腹筋を使っていません。それゆえ、立って歩くだけでも腰に大きな負担がかかっています。このトレーニングは、意識的に腹筋を使うことを体に覚えさせることで、その反対側に位置する腰の筋肉の負担を減らすのが目的です。」
吉田「『デッドバグ』とは死んだ虫という意味です。仰向けになって手足をあげている様子が、それに似ているところが名前がついています。しかし、名前に反して効果はかなり期待できます。やり方は簡単で、仰向けに寝転がり、腰を床に押し付けたら、手足を天井に向けてあげるだけです。この状態で30秒キープしてみましょう。最初は10秒からスタートしてもOKです。」
NG!
吉田「こんな風に、腰が浮いてしまうのはNGです。腹筋をつかって、腰と床の間に隙間ができないようにしてください。」
吉田トレーナーの今日の教訓
・腹筋をつかって腰と床に隙間ができないようにすべし!
・腹筋を使う感覚を覚え、立っている時も腹筋を使うことを心がけるべし!
フィジカルトレーナー
吉田輝幸
1975年生まれ。国士舘大学体育学部卒業。大学卒業後に本格的にパーソナルトレーナーの道を進むため、渡米。帰国後はさまざまなスポーツ、ジャンルのアスリートのフィジカルトレーナーとして活躍。正しい身体の使い方、正しい動きによって最高のパフォーマンスを引き出す「吉田コアパフォーマンスメソッド」を提唱。現在は、トップアスリートやモデル、アーティストなどが通うトレーニングジム、「PCP」のフィジカルトレーナー&ディレクターを務める。また、多くのフィットネスクラブや専門学校でのパーソナルトレーナー養成やトレーニングマシーン開発補助、テレビや雑誌などさまざまなメディアでも活動している。
◆関連情報 PCP
http://www.p-core-p.com/
構成/メンズビューティー編集部