そんなシンガポール航空のA380が、8月14日に普段は飛ぶことのない中部国際空港(セントレア)に「A380特別便」として飛来、セントレアに駐機している時間を使って小学生を対象にした「夏休み特別航空イベント」を開催した。
普段、A380をセントレアで見られる機会は限られており、A380を外から、そして機内からみた小学生からは「この飛行機に住んでみたい」「この大きな飛行機で旅行にいきたい」などの声が聞かれた。この日は、シンガポール航空の客室乗務員の制服(男の子はパイロットの帽子)を着用するなど子供達にとって、飛行機が夢のある乗り物であることを感じた1日になった。
8月14日にセントレアにA380が飛来したことに合わせて小学生を対象とした「夏休み特別航空イベント」を開催。憧れのCAの制服を着用して機内アナウンスや機内サービスを体験。
現在のシンガポール航空のA380型機は、「スイート」12席、「ビジネスクラス」86席、「プレミアムエコノミークラス」36席、「エコノミークラス」245席の合計379席仕様(2階席が全席ビジネスクラスの場合の4クラス仕様時)となっている。2007年に初就航時と現在の違いは、今年に入ってから「プレミアムエコノミークラス」が設置されたことで3クラスから4クラスになったことだ。プレミアムエコノミークラスは、シートピッチ(シートの前後幅)が38インチ(97センチ)確保され、横幅も19.5インチ(49.5センチ)となっている。機内食もエコノミークラスよりグレードアップされており、メインコースは3種類から選べるほか、シャンパンや赤・白ワインも搭載されているのは嬉しい。「プレミアムエコノミー」は、ボーイング777-300型機にも設置されているので引き続き利用できることになる。
新たに設置されたプレミアムエコノミーは足元もゆったりで長距離フライトでもラクラク。ボーイング777-300型機でも利用できる。
A380の元祖、シンガポール航空のA380を日本路線で利用したい人は10月23日まで乗るしかない。以下の便で利用することができる。