◆地中美術館で手に入るグッズ
地中美術館 2mmシャープペンシル(税込756円)
「瀬戸内国際芸術祭」はこの島で始まったと言っても過言ではない香川県の離島・直島。とりわけ有名なスポットは「ベネッセミュージアム」であるが、近隣にある2つのスポット「地中美術館」、「リ・ウーファン美術館」も欠かせない。このシャープペンシルはそんな「地中美術館」のミュージアムショップでてに手に入るグッズだ。「地中美術館」はその名の通り、地上への開口部はあるものの建物本体が地中にある美術館。その本体はコンクリートで出てきており、このシャープペンシルの本体カラーもそれを意識していることが判る。なお、本体オリジナルの製品は三菱鉛筆『uni フィールド建築用2.0mm』という製品なので、リフィル購入の際は対応するものを購入すれば良いだろう。
李 ピンバッジ(税込1,029円)
「リ・ウーファン美術館」はリ・ウーファン氏の作品のみを収載する美術館であり、2010年の開館以来、直島を代表するスポットのひとつになっている。私個人の感想としては、リ・ウーファン氏の作品というのは、どれも物事の表層を通り越した深層を形にしているようで、目の前にあるのに遠くのものを見ているような、そんな不思議な感覚に囚われる作品たちである。この美術館に収載されている作品のひとつ「Dialogue」。それをモチーフにしたのがこのピンバッジだ。実際の作品は白いキャンバスに余白を十分に残しつつ、色のつけられた部分があり、このピンバッジはちょうどのその色のついた部分をそのまま抜き出したデザインをしている。薄く雲のかかった青空の色、もしくは海の空に近い部分の色のような、非現実的な色合いがいたく気に入っている。今回購入したのはブルーだったが、他にもグリーン、レッドなどが販売されている。白いTシャツにこのピンバッジを着けると、より彼の作品に近づけそうだ。
■関連情報
http://setouchi-artfest.jp/
http://setouchi-artfest.jp/ticket-goods/official-goods.html
text/Wataru KOUCHI
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