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赤プリ跡地にオープンした「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」に行ってみた

2016.08.09

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

「赤プリ」の愛称で知られていた「グランドプリンスホテル赤坂」跡地に誕生した「東京ガーデンテラス紀尾井町」が7月27日にグランドオープンした。

 ホテルとなる「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は、36階建ての高層ビル「紀尾井タワー」の30~36階と、1955年に赤坂プリンスとして最初にオープンした別棟の洋館「赤坂プリンス クラッシックハウス」で構成されている。敷地内には居住区の「紀尾井レジデンス」、商業スペースの「紀尾井テラス」がある。

東京ガーデンテラス紀尾井町

●紀尾井タワー 30~36階

【レセプション(36階)&スカイロビー(35階)】

 フロントは最上階に位置し、チェックイン、チェックアウトはカウンターや併設されたロビーラウンジでもできる。36階のフロントと階段で結ばれている、2フロア吹き抜けの35階「スカイロビー」は、巨大なガラス窓からの眺望と2フロア分のスケールが圧巻。夜景も楽しめる絶好のスペースだ。

紀尾井タワー

【客室(30~36階)】

 客室数は250室で、プリンスホテル系列が運営する都内のホテルでは最も少ない。特筆すべきは、皇居、国会議事堂、東京タワー、東京スカイツリーなど東京の名所が望めるロケーションの良さ。眺望を活かすために、額縁のような演出で1枚の絵に見える大きな窓を設置。入浴中も景色が楽しめるようにスイッチ一つで透明になるバスルームの曇りガラスを採用するなど、デザインコンセプトである「Levitation(浮揚感)」「Framed Kaleidoscopic view(額縁で切り取られた万華鏡のような景色)」を堪能できる部屋になっている(下記画像は「デザイナーズ スイート」)。

紀尾井タワー 紀尾井タワー

 客室は「スイート」「グランドデラックス」「クラブフロア」「デラックス」の4つのカテゴリーに分類されている。窓際には腰かけたり、横になれるスペースの「デイベッド」と呼ばれる仕様の部屋があり、ここに寝転んで窓の外を眺めると宙に浮いている感覚になる。下記の画像は「クラブ デラックス キング」のデイベッドだが、スタンダードの「デラックス ツイン」にもデイベッドが設置されている部屋もあるので、希望する場合は予約の際に確認を。

紀尾井タワー

「スイート」「グランドデラックス」「クラブフロア」カテゴリーに宿泊しているゲストは34階のクラブラウンジを利用することができる。クラブラウンジでは専用のレセプションがあり、時間帯によって朝食や喫茶、カクテルが楽しめる。

紀尾井タワー

 ホテル内ではコミュニケーションツールとしてタブレットを導入。館内施設や観光などの情報、インルームダイニングのオーダー、レストラン予約、メールによるリクエストなど問い合わせを一括して行う。料金は「デラックス ツイン」「デラックス キング」で1泊室料、税別で6万3000円。部屋のカテゴリーや宿泊プラン、時期によって料金は異なるのでサイトや予約時に確認を。

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