■女性が思う“残念なスーツ姿”とは?
私服に凝るくらいなら、スーツに凝ったほうがリターンが大きいかもしれない男性の洋服事情。続いては、女性がどんなシーンで「残念なスーツ」だと思うのかリサーチしてみました。
「会社の同僚がいつもサイズの少し大きいシャツを着ています。どうしてなのかを聞くと、『腕が長いからわざわざ1サイズ大きいシャツを買っている』のだとか。気持ちはわかるけど、だぼだぼのシャツはやっぱりだらしなく見えますね」(28歳・webディレクター)
「会社のオシャレな営業男性が茶色のスーツを着ていました。モードな雰囲気で似合っていてステキだったのですが、彼の後輩がそれに感化されて、茶色のスーツや個性的なビジネス小物を取り入れ始めてしまい……それが残念ながら、似合ってない! やっぱり個性を出すなら自分のスタイルがないと、おかしく見えるんだなということを学びました」(31歳・事務)
個人的には、この後輩の男性には、女性の厳しい(面倒な)目線なんて気にせず、試行錯誤を繰り返しながら、ぜひ自分のスタイルを見つけてほしいと思いました。今回、話を聞いて思ったのは、女性たちは思った以上に男性のスーツ姿を見ているということ。
そして、そこでの評価基準は、何も高いブランドスーツを着たらプラスになるわけではなく、サイズや色が着る人に合っていて、くたびれすぎていなければOKということ。人の印象は見た目で9割が決まる、とも言われていますが、服装も然り。ムダのない、損のないスーツの着こなしを身につけてください。
★今日の教訓
スーツには 女の萌えが 詰まってる?
文・イラスト/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。ブログ(http://oshimarie.com)
■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所