■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
「デブだからオレはモテないんだ!」
という男性の発言を耳にすることがあります。もちろん、太っていることがマイナスに働くことはあるのかもしれません。しかし、女性より男性のほうが、こと“重量”の問題に関していえば、損をすることは少ないように感じます。もちろん、巨漢と称されるまでの重量オーバーとなると厳しいかもしれませんが、「デブ」と「ぽっちゃり」の境目くらいにいる男性は、いくらでもモテるようになることは可能だと思います。では、そのモテを左右する要素は何なのか、考えてみたいと思います。
■デブだけど清潔感がある
デブに限らず、男がモテるためには、とにもかくにも“清潔感”が必要です。よく「デブは汗かきだから、清潔感が……」と言われがちですが、そんなことはありません。例えば、筆者が目にした“デブモテ男子”の話です。
彼は、超汗っかきでした。ところが汗をかいているはずなのに、なぜかいつも清潔感があるのです。不思議に思って観察していると、暑い季節は毎日、会社に着くなり肌着を交換していました。場合によっては、外回りから帰ってきてからも肌着を交換していたのです。本人にとっても不快だから……という理由からでしょうが、汗対策をバッチリしている彼は、とても清潔感にあふれていましたし、人望も、女性からもモテる男性でした。
■ジャストサイズの洋服を着ている
「デブはオシャレができない」
その言い分もわかります。ちなみに、女性も長身で足の大きい人の場合、オシャレが激しく制限されます。かくいう筆者も、身長167.7cm、足25.5cmで、かなり苦労しています。しかし、そんなことはわかっていても、“モテデブ男子”はそれなりの解決策を見つけているようです。ずばり、ジャストサイズの洋服を着ているのです。
太っている男性にありがちなのが「太っているから、とりあえずデカい洋服を着る」というチョイス。しかたない部分はありますが、やはりデブだろうが、スリムだろうが、だぼだぼの洋服を着ている人は、好印象を与えにくいように思います。どんなに自分の肉と体形が暴れようとも、思い切ってジャストサイズの洋服を探して着る。それだけで、きちんと感が増すような気がします。