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Amazon「Prime Music」の落とし穴と新サービス「プライムラジオ」の使い勝手

2016.05.16

■連載/小口 覺のスマートフォンハックス

 このところ、スマホで聴く音楽のほぼ100%がAmazonの「Prime Music」になっている。もともとプライム会員なので追加コストはゼロ、音楽好きというよりも作業用BGMとしての再生がメイン、しかも邦楽はほぼ聞かないので楽曲のラインアップ的にもほぼ満足している。
※サービス開始時に書いた記事はこちら

 スマホにダウンロードしてオフラインで聴けるので、同じ曲を繰り返して再生する限りデータ通信を消費しないのもメリットだが、自分のライブラリに落としてあった曲(アルバム)が突然再生できなくなることを何度か経験した。何らかの理由で外されたのだろう。新たにPrime Musicで検索し直しても見つからない。聴きたければ有料でダウンロードするかCDを買えということだろうが、聴き放題サービスの落とし穴を見つけた気分だ。

Amazon「Prime Music」の落とし穴と新サービス「プライムラジオ」
曲(アルバム)の画像がグレイアウトし、タップすると「アルバムがありません」と表示される。ダウンロードした曲でも自分の所有物だと思ったらダメなのだ。

 4月末、Prime Musicに「プライムラジオ」が追加された。名前で想像できるかと思うが、いわゆるネットラジオのように様々な曲を流し続けるサービスである。ステーションの数はそう多くはない。各ジャンル1つ〜7つほどだ。

 多くのアーティストの曲を流す機能としては、すでに「プレイリスト」がある。「読書しながら聴くジャズ」「朝に聴く爽やかなロック」のように、テイストや目的ごとに多くのリストが用意されている。プライムラジオがプレイリストと異なるのは、同じステーションでも流れる曲は聴く人によって変わってくることだ。

 プライムラジオの再生画面には、親指を上に向けた「サムアップ」アイコンがあり、気に入った曲でタップすると、似たテイストの曲が再生されやすくなる。親指を下に向けた「サムダウン」アイコンをタップすれば、その曲はスキップされ二度と再生されなくなる。この好みを学習できるのが、プレイリストや一般的なネットラジオとの違いだ。

「来る者拒まず、去る者追わず」という言葉があるが、プライムラジオは来る曲を拒めるし、サムアップすることで、好みの曲が来やすくなる。もちろん、最初に書いたように楽曲がいつのまにか聴けなくなることもあるだろうから、去る曲追わずの精神で使える人向けのサービスと言えるだろう。

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