早水さん「当社でも震災後に社内で有志を募り、5トントラックに入る限りの物資を買って届けた経験があったが、今野さんは被災者でありながらいろいろと地元に貢献された」
今野さん「ランボルギーニの実車を何度か目にする機会に恵まれて、実車を見ると違っていた部分などの反省点があったのでそれを踏まえて2台目の制作を開始した。パーツごとにすべてを見直してディティールを近づけてさらにハイクオリティなバージョンの制作を行っており、6月下旬に完成を見込んでいる」
早水さん「こちらでも展示できるスペースを作るので2台目はぜひ」
今野さん「僕は遅れてきたスーパーカー世代で、100円玉握りしめて駄菓子屋でスーパーカーカードを買っていた。一番欲しかったのがカウンタックLP500のカード。ただ単にかっこいい、破壊力があるという理由だけで海外の車に憧れていたのが子どもの頃の思い出。その流れでランボルギーニが今でも一番憧れ」
早水さん「私はフェラーリが憧れの車で、最近購入したのがフェラーリ カリフォルニア」
斉藤さん「カリフォルニアですか!それはモテるでしょう、六本木で。だから六本木からの帰り道に通るこの場所に店を出したんですね」
早水さん「マッコイさんの帰り道だからですよ。マッコイさんのために24時間営業」
斉藤さん「業界人は車好き、六本木好き、西麻布好きが多いので、ここは必ず通る。武井 壮も車好きで夜中の1時にこのあたりを良く通るが、実は以前から夜でもオープンしている車の店はないのかと武井君と話していたほど。時計屋でも24時間営業の店があるが、そこは夜でもすごく人が入っている。車と時計は男のロマンなので24時間営業は本当にうれしい」
早水さん「輸入車は夢のある製品なので、思い立ったときにすぐに乗りたいと思うはず。そのためにすぐに乗って帰っていただく環境で提供できれば喜んでいただけると思い始めたのがスピード納車のSNPであり、24時間営業もマッコイさんのような多忙な方に利用していただきたいと思っている。
弊社の26年の歴史の中でも、ポルシェの人気は安定している。一時期アウディがすごく売れたり、アメ車のセビルが突然売れ出したこともあり、CMや時代の流れによって人気の車は変わる。これからはポルシェも楽しみだし、マセラティも四駆を出しているので注目されるかもしれない」
【AJの読み】あこがれの輸入車オーナーの夢を実現させるさまざまなサービス
手の届かないような高級車もリースサービスを利用すれば実際に乗ることも可能だし、憧れの車にすぐに乗れるスピード納車サービスも画期的だ。まるでコンビニのような24時間年中無休も驚きだが、マッコイ斉藤さんのように、夜中の1時に輸入車を買いに来る業界人もいることだしニーズはあるのだろう。
ロペライオで購入する車の平均単価が900万円で、全店舗を合わせると月10台ほど出るという。前期は対前年比35%以上の売り上げ増を達成。今期については対前年比20%増を見込んでいる。自分のような庶民には縁のない世界だが、男性にとって輸入車は永遠の憧れなんだろうな・・・。
文/阿部 純子