◆ダンボルギーニ制作者、テレビ業界人など車好きによるトークセッション
オープニングイベントでは、段ボールで1/1のランボルギーニ「ダンボルギーニ」を制作した今野梱包 代表取締役社長の今野 英樹さん、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の総合演出を担当している笑軍 代表取締役社長のマッコイ斉藤さん、ロペライオ代表取締役会長の早水 彰さんの3人によるトークセッションが開かれた。
斉藤さん「番組のコーナー“買うシリーズ”でポルシェやレンジローバー、カイエンとか、ロペライオで4台ぐらい買わせてもらっている。CM効果としては2億円ほどなので、そろそろ早水会長から僕に入金があってもいいころかと。僕自身も完全な癒着で4台ほど買っている。今乗っているのもロペライオで買ったマセラッティ」
早水さん「毎回本当に芸人さんに買っていただいている。宣伝効果にもなって、番組と同じように一般のお客様が、先輩が後輩と一緒に来て後輩に買わせるということもある」
今野さん「好きな車はやっぱりランボルギーニ アヴェンタドール。『ダンボルギーニは』構想が3年、制作を始めたのが去年の5月で仕事の合間に制作しながら約6か月で完成させた。今まで実物を見たことがなかったので写真とかラジコンなど参考にした。1/1で一番難儀したのはタイヤのデザインで、スタッフも挫折感を味わいながら1台目を作った。作り替えたパーツは相当数ある」
斉藤さん「ランボルギーニと全く同じ大きさを段ボールで作るという発想がすごいし、フェラーリじゃなく、段ボールと掛け合わせたダジャレのためにランボルギーニで作るのがすごい」
今野さん「そこはもう計算づくで」
早水さん「実物をまだ拝見できていないが、写真を見る限りでは本当に素晴らしくタイヤのホイールも別に造っているし、実物を早く見て見たい」
今野さん「大きさは実物と同じだが動かすことはできない。ドアを開けられるように作ることができたが、ドアを開けると内装を作らなくてはいけないし、内装があると人は乗りたくなる。乗ると走らせたくなる。そうなるときりがないのでドアを閉じたままで完成させた。現在は(宮城県の)女川駅前商店街にダンボルギーニはあり、それを目的に来る人も多い。
新しい挑戦や面白い事をしたいと思い続けてきて、自分のやりたいことを仕事にすることができた。社名は今野梱包という地味な梱包資材メーカーだが、その技術とかノウハウ、スタッフの力を使えばいろいろなものが生み出せるのではないかと。東日本大震災の震災後に各自治体には仮設校舎のロッカーや下駄箱、机、イス、間仕切りなどを提供させていただいた。ご遺体を運ぶための折り畳みができる棺もそうだが、誰もやっていなかったことを実証できたと思っている」