DIME MAGAZINE
口臭解決。
定番といえば 『FRISK』だが勝手に宣伝部長を自称しているので、少し変化球な商品を紹介したい。今回、勝手に宣伝する商品はKracieから発売されているソフトキャンディ『ふわりんか』（120円）だ。
通常、口臭に関する菓子はクリーンさを押し出すデザインが多い。『ふわりんか』の場合は化粧品やバスグッズのような仕上がりで、目を引く。100％女性に向けているので相当強いラグジュアリー感。前面に薔薇。
キャッチコピーは「吐息、カラダ香る」
この菓子のすごいところは、口からだけではなくカラダからも良い匂いが出るトコロ。説明文には「ローズに含まれる香り成分”ゲラニオール”が吐息、カラダからふんわり。さらに美容成分配合で、キレイに嬉しいソフトキャンディです」と書いてある。バラの匂いでカラダにも良い『ふわりんか』すげぇ万能薬っぷりだ！
早速、悩みの口に数粒放り込んでみる。ビューティーローズ味とピーチローズ味の２種類があるが、味に差は感じられなかった。味以上に匂いがパワフルで口に入れた瞬間、味を忘れるほどにローズの香りがくる。その香水的な匂いの強さったらない。大げさな言い方でなく、芳香剤を食べてるみたいだ。
衝撃度を例えれば「お金持ちのマダムが大群が口に入ってくる」感じ。吐息だけでなく、カラダから匂いをふんわりさせるには、これくらい強烈な香りが必要なんだ。身を持って実感する。沢山、食べたのち色んな人に口を嗅いでもらった。皆一様に「良い匂いだね」と好評。しかし、カラダを嗅いでもらっても「無臭」との答えが。ローズの香りはしなかった様子。これ、ローズ香りさせるには100粒くらい食べる必要があるのでは・・・？と思った。
『ふわりんか』、僕ならどう宣伝するか？
もう、そんなにカラダからローズの香りをさせたいのならば『ふわりんか』の香水作るべき。そうすれば、ソフトキャンディの強すぎる香りも少しは治まるだろうし、一挙両得だ。運が良いことに販売のkracieはシャンプー等も、作っているので香水ぐらい作れると期待しちゃう（無責任）。香水が完成した際は『ふわりんか』と『ふわりんか香水』をセットにして限定販売すれば良いだろう。おぉ書いてるうちに、なんだか本当にイケる気がしてきた。Kracieさん、いかがでしょう！？
文・イラスト／ヨシムラヒロム
武藏野美術大学在学中に泰葉「お陽様よほほえんで」のCDジャケットイラストでイラストレーターとしてデビュー。その後、雑誌やウェブ等でイラスト、執筆、デザインを行なう。
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