「運転のしやすさ、乗り心地を申し分なし」
◎フォード『エクスプローラー XLT』
[運転性能]左ハンドルだが街中では歩行者や自転車に近いので、動きがつかみやすく乗りやすい。加速も軽快で楽しい。17点
[居住性]サイズが大きいので、3列目に座ってもロングドライブが可能。乗り心地も細かなゴツゴツ感はなく、ラク。18点
[装備の充実度]自動ブレーキなどの安全装備はないが、カーブコントロールを備えている。国産SUVに比べると物足りない。17点
[デザイン]初代からの一貫したスクウエアなライン構成で独自の世界観を形成。インテリアが1色だけなのは不満。17点
[爽快感]左ハンドルだが、軽快な走りとサスペンションの踏ん張りは、運転を楽しめる。FF車はフロントの軽さが魅力。18点
[評価点数]87点
◎ジープ『レネゲード』
[運転性能]絶対的な加速は平凡だが、スタートからの動きはスポーティー。ハンドリングはFFらしさが感じされる。17点
[居住性]シートは前後ともに小ぶりだが、座り心地やホールド感は合格点。ラゲージスペースも使い勝手はよい。18点
[装備の充実度]快適装備より安全装備のほうが充実している。ただし自動ブレーキなどは用意されていない。17点
[デザイン]ジープの特徴である7本の縦長グリルや丸型ヘッドライトの伝統を守りつつ、ダウンサイズに成功したのは評価に値。19点
[爽快感]すごく速いわけではないが、軽快感のある走りは扱いやすく、楽しい。9速ATの4WDも性能的には同等。18点
[評価点数]89点
文/自動車生活探検家 石川真禧照