・クリエイティブ用途
イラストや漫画、写真のレタッチなどクリエイティブ用途においては、スタイラスペンの精度や筆圧感知の機能が重要となる。スタイラスペンの精度は製品によってまちまちで、プロならば性能や実際の書き味を試した上で購入することになる。仕事のドキュメントに挿入するような絵や図の作成レベルなら、電磁誘導方式のスタイラスペンでも十分実用レベルの製品が多いだろう。
プロのクリエイターなどに向けて開発されたVAIOの『VAIO Z Canvas』。筆圧などを好みに応じて細かく調整できる。
■まとめ
Windows搭載のペンモデルを選ぶべき理由としてもっとも大きいのは、ビジネス用途での実用性。手書き対応アプリは、今後さらに選択肢が広がっていくはずだ。また、従来のWindowsアプリ(デスクトップアプリ)をタブレットスタイルで使用する際も、高精度なスタイラスペンがあれば操作しやすいというメリットもある。
Windowsタブレットや2in1マシンを購入しようと考えているなら、専用スタイラスペンを付属する(もしくはオプションで用意されている)モデルを検討してみてはいかがだろうか。
文/小口 覺(おぐち さとる)