■4インチの液晶が背面と内面に2つ搭載された欲張りモデル
FREETELが扱っている『MUSASHI』もテンキーを搭載した折り畳み端末だが、背面と内面に4インチディスプレイを搭載するデュアルディスプレイ仕様だ。
閉じた状態では少し厚めだが一般的なAndroidスマートフォンとして使え、開くとテンキー操作ができるフィーチャーフォンスタイルになり、文字入力などが快適に行える。両画面ともタッチ操作が可能だ。まだ開発中で発売時期や価格は未定だが、面白い使い方が期待できそうだ。
■ついに“真VAIOスマホ”がデビュー
昨年、MVNOの日本通信からVAIOブランドのスマートフォンが販売されたが、今回登場した『VAIO Phone Biz』はVAIO自ら細部にまでこだわって開発したWindows 10 Mobile端末だ。
背面はアルミニウムの削り出しで質感高く、VAIOのパソコンと親和性のあるデザインに仕上げられた。製造は海外で行なわれるが、最後はVAIOの安曇野工場で品質チェックする「安曇野FINISH」。ドコモとの相互接続試験をクリアし、ディスプレイに接続するとパソコンのように利用できる「Continuum」にも対応した。基本的には法人向けモデルとして扱われるが、VAIOの公式オンラインストアで一般向けにも販売される。4月発売予定で、価格は5万円台。MVNOではBIGLOBEと楽天モバイルが扱うことが発表されている。
文/房野麻子(ふさの・あさこ)
出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年からフリーランスライターとして独立。携帯業界で数少ない女性ライターとして、女性目線のモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWeb媒体で執筆活動を行う。