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受験生応援食品のネーミングにみる日本人の語呂合わせ文化

2016.02.18

■連載/大山即席斎の“三ツ星”インスタント麺<番外編>

えーっ、今回は前回の受験応援商品の続きです。受験応援商品の商品名について検証してみました。

受験応援商品といえばやはりメインはお菓子なので、それらを買い集めてみた。商品を見ていてわかるのは「受かる」「勝つ」「サクラサク()」といった縁起のよい言葉との語呂合わせを採用したものが多いということだ。

(※昔は合格すると電報で「サクラサク」と打った)

受験生応援商品に見る日本人の語呂合わせDNA 受験生応援商品に見る日本人の語呂合わせDNA 受験生応援商品に見る日本人の語呂合わせDNA

受験生応援商品に見る日本人の語呂合わせDNA 受験生応援商品に見る日本人の語呂合わせDNA

「カール」→「ウカール」
「かっぱえびせん」→「勝っぱえびせん」
「サッポロポテトバーベQあじ」→「咲っポロポテトバーベQあじ」
「亀田の柿の種」→「亀田の勝ちの種」

合格絵馬が共通のデザインになっている。

こういった合格菓子のパイオニア的存在なのが「キットカット」だ。

受験生応援商品に見る日本人の語呂合わせDNA

「キットカット」が「きっと勝つと」と読めたからだが、メーカーが仕掛けたのではなくてユーザー間で自然発生的に話題となった。これに触発されて語呂合わせによって縁起を担げるような商品が次々と発見されていった。その流れにメーカーも乗って合格祈願の期間限定商品がいろいろと発売されるようになったのだ。

「トッポ」→「トッパ(突破)」
「ポッキー」→「キッポー(吉報)」(ロゴを上下逆転させる)
「ハイレモン」→「ハイレルモン(入れるもん)」

といったようにわざわざメーカー自身が商品名まで変更して出している。

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